アップルはiPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxで、ボディ素材をこれまでのステンレススチールから初めてチタン合金に変更しました。チタンは以前の素材よりも軽く、また耐食性(化学物質と反応しにく)に優れている強みもありますが、一方では傷が付きやすくもあります。

↑チタン合金には弱点もあった

 

正式な発売日は9月22日ですが、すでに擦り傷が付いたと写真付きで報告されています。

 

著名リーカーMajin Bu氏は、新品のiPhone 15 Proを片手に持った写真をX上でシェア。この画像に写っているのは「ブルーチタニウム」仕上げですが、こうした傷は濃い色ほど目立つため、分かりやすく確認できます。

 

初代Apple Watch Ultraもチタン合金を採用していますが、本体やディスプレイが壊れることはなかったももの、細かな傷が付いたとの報告は珍しくありませんでした。

 

アップルは「航空宇宙産業レベルのチタニウムを採用」「火星探査機の合金と同じものを使用」と説明していますが、小さな傷は防ぎにくいようです。チタンは高級腕時計にもよく採用されている素材ですが、やはりステンレススチールより擦り傷が付きやすいと言われています。

 

こうした擦り傷を避けたければ、iPhone 15 Proモデルには常にケースを着用しておくのが良さそう。またアップルは中古iPhoneの下取りも行っていますが、擦り傷で査定額が下がらないのかは気になるところです。

 

Source:Majin Bu(X) 
via:Wccftech