Instagramはこのほど、「Instagram発!国内Z世代のトレンドレポート」を公開。8月中旬時点における18〜25歳の国内Instagram利用者のデータをもとに、ジャンル毎に集計したもので、データの一部を抜粋したもの。

「Instagram発!国内Z世代のトレンドレポート」検索ワード

ファッションやグルメ、旅行など、様々なジャンルの情報をInstagramで検索するZ世代。直近1ヶ月間に急成長している検索キーワードを調べたところ、「秋服」「秋コーデ」「秋ネイル」など、まだ残暑が厳しい時期ながら、次のシーズンのファッションやビューティを検索するためのワードが数多くラインクイン。特に「秋ネイル」は検索されている回数が多く、暑くても取り入れやすいネイルから秋気分を取り入れようとしているZ世代が多いよう。

そのほか、ファッションでは、春夏から人気が継続している「ビスチェトップ」、adidasのスニーカー・サンバを使ったコーディネートを検索するためのワードも。

エンタメ系では、Amazon Prime Videoの番組「バチェラー・ジャパン」や、7月から放送が始まったTBS系「VIVANT」の人気がうかがえた。

「Instagram発!国内Z世代のトレンドレポート」ARカメラエフェクト

Z世代にとって、ストーリーズやリールを投稿する際に欠かせないARカメラエフェクト。加工が強すぎず、シンプルなエフェクトの中でも、今月はアプリ「BeReal」のデザインを模したものが人気に。また、画面がふわっとぼやけるような新しい雰囲気のエフェクトも上位にランクイン。

さらに、たまごっちが元ネタの「もうこないからねー」をテーマにした、ゆる面白いエフェクトも人気のよう。こちらも手書きのセリフが現れて画面が少し明るくなる程度で、盛るというよりシンプルなものになっている。

「Instagram発!国内Z世代のトレンドレポート」リールで使われた人気楽曲

次に、短尺動画・リールを投稿する際に使われた人気の楽曲を調べた結果、今回は、7月に発売されたNewJeansのアルバムに収録されている全6曲のうち、「ASAP」「Cool With You」「Get Up」「ETA」の4曲がランクイン。SUMEMR SONICへの出演が話題になったこともあり、圧倒的な人気がうかがえる結果に。

同じく韓国のアーティストでは、BTSのメンバー・JUNG KOOKのソロ曲「SEVEN」、OVN「Teatime (feat. Olive)」など幅広い楽曲が人気を集めている模様。

日本語曲では、エモい歌詞が夏にぴったりな「ランデヴー・シャイトープ」、直球なタイトルで花火のリール動画を投稿するときによく使われている「花火大会・RADWIMPS」、その他にも「夏夜のマジック・indigo la End」「Cruel Summer・Taylor Swift」などの夏歌が上位にあがった。

「Instagram発!国内Z世代のトレンドレポート」人気のハッシュタグ

続いて、Z世代がInstagramに投稿する際によく使ったハッシュタグを集計。夏フェスシーズン到来、今回は「#サマソニ(SUMMER SONIC)」「#ロッキン(ROCK IN JAPAN FESTIVAL)」「#fujirock(FUJI ROCK FESTIVAL)」「#ラブシャ(SWEET LOVE SHOWER)」など音楽フェス関連のハッシュタグが数多くラインクイン。日産スタジアムで公演を行った「#uverworld」、東京ドーム公演を開催したKpopグループ「#aespa」も人気によう。

また、フェスと並ぶ夏の人気イベント、花火大会の中では、「#隅田川花火大会」「#淀川花火大会」「#長岡花火」がZ世代の中でも特に人気を集めた