「いずれはマチ君を超えたい」湘南の18歳FW石井久継が受けた “ふたつの刺激”「下の年代には負けていられない」
2024年シーズンのトップ昇格が決まっており、今季は2種登録としてここまで公式戦4試合に出場している石井久継は、幼い頃から大きな期待を寄せられてきた。
岡山県倉敷市出身の石井は小学生時代、広島の強豪ジュニアチーム、福山ローザスセレソンに所属。同クラブで活躍が湘南スカウトの目に留まり、小学校卒業と同時に地元を離れ、湘南U-15に加入した。
さらに6月にはモーリスレベロトーナメントを戦うU-19日本代表にも選出。グループステージで敗退したチームのなかで奮起し、3ゴールを挙げて得点王に輝くなど、攻撃の中心選手としてアピールに成功した。
そんな石井にさらなる刺激を与えるふたつの出来事があった。ひとつはトップチームでプレーしていたFW町野修斗の海外移籍だ(6月29日にドイツ2部のホルシュタイン・キールに完全移籍)。
石井はエースの退団について、次のように語っている。
「ほかのフォワードも良い選手ばかりですが、エースのマチ君(町野)が抜けたことで、フォワードの1枠に自分が入る可能性も高まる。激しい競争を制して、いずれはマチ君を超えたいです」
もうひとつは、一学年下の代であるU-17日本代表のアジア制覇だ。同じ湘南U-18でプレーする小杉啓太と本多康太郎も出場したU-17アジアカップを「映像で見ていた」という石井は、同年代の選手たちの戦いをこう振り返った。
「決勝も3-0でしたし、大会を通して圧倒していた印象です。個々の上手さが目立っていて、僕もそこが強みの選手なので、頑張っていかなければいけないなと感じました。下の年代には負けていられないので、突き放せるように頑張ります」
2種登録だが、チームへの想いはすでにプロ並みだ。「トップで活動したい気持ちが強いですし、チームのために活躍したい」とたびたび口にしている18歳は、エースの移籍をチャンスと捉え、同年代から刺激を受けて前進し続ける。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
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