エ軍新人の剛速球が「177キロに見える」 160キロ超え連発に米衝撃「球がテレポートしている」
米投球分析家がジョイスの投球に注目
米大リーグ・エンゼルスの170キロ右腕ベン・ジョイス投手が1日(日本時間2日)、敵地アストロズ戦で2-4で迎えた7回に3番手として登板。打者4人に対し、1安打を許したものの2つの三振を奪い、無失点で切り抜けた。特にMLB屈指の好打者であるホセ・アルトゥーベ内野手を3球三振に仕留めたピッチングに、米投球分析家が注目。米ファンからも「これは違法」「177キロに見える」「人間にはこれは打てない」など驚きの声が上がっている。
剛速球での度胸満点の真っ向勝負だ。7回1死走者なしの場面、打席に立ったのは過去に首位打者を3度獲得し、2017年にシーズンMVPに輝いているアルトゥーベ。これがメジャー昇格2試合目の登板となったジョイスは、初球に102マイル(約164キロ)のフォーシームで空振りを奪うと、2球目も102マイルのフォーシームでストライクの判定。そして3球目でも外角高めに101マイル(約163キロ)のフォーシームを投じて空振りを奪い、3球三振に仕留めた。ベンチへ戻るアルトゥーベは悔しさを示すように、マウンド上のジョイスに視線を送った。
この投球に「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏も注目。ツイッターで「ベン・ジョイスがアルトゥーベを焼いて灰にする」とつづって映像を投稿すると、ファンから多くのコメントが寄せられた。
「カメラマンが震えている」
「ボールが彼の手からミットまでテレポートしているように見える」
「3球目は110マイル(約177キロ)のように見える」
「なんてことだ」
「信じられない球」
「ゲームでもこの男とは対戦したくない」
「エグすぎる」
「何気なく102マイル投げているのめちゃくちゃ怖い」
「これは違法であるべき」
「オーマイガー」
「この男がドラフト3巡目だったなんて信じられない」
「人間にはこれは打てない」
試合には2-5で敗れたエンゼルスだが、メジャー昇格したばかりのジョイスは、これで2試合を2回無失点、8人の打者から4奪三振。今後に期待ができる投球を続けている。
(THE ANSWER編集部)