エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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元ジャイアンツGMが絶賛「どんな契約でも上回る活躍する」

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は今オフにフリーエージェント(FA)になる。ジャイアンツの元ゼネラルマネージャー(GM)で2017年に大谷の獲得交渉も経験したボビー・エバンス氏は、米メディアに「チーム全体の50%のサラリーでも考慮する」と冗談を交えつつ、「どんな契約でも上回る活躍をする」と絶賛した。

 米カリフォルニア州地元局「NBCスポーツ・ベイエリア」は、「エバンスはオオタニが記録的な契約をも上回る活躍をすると予想」との見出しで記事を掲載。現地26日に地元ラジオ局「95.7ザ・ゲーム」の番組「ウィラード・アンド・ディブス」に出演した際、エバンス氏は大谷の契約金が5億ドル(約703億円)に達する可能性も認めたという。

 記事によると、エバンス氏は「チーム全体の50%のサラリーは提示できないだろうけど、考慮はする。彼はそれくらい見ていて楽しいし、とてつもない才能の持ち主だからね」とジョークを交えてコメント。「勝者のメンタリティやチーム優先の姿勢、素晴らしいチームメイトでもある。チームに沢山のものをもたらすだろう」「どんな契約になろうと彼はそれを上回る活躍をすると思うよ」と称賛した。

 大谷が2017年オフにエンゼルスと契約する際、当時ジャイアンツのGMとして契約交渉したエバンス氏。大谷とも何度か対面し、スカウトのために日本にも訪れた経験から「優れた選手である前に素晴らしい人間であることは知っている。どこに行ったとしても球団の顔になれるよ」と確信。「彼は特別な才能の持ち主なんだよ」と強調していた。

(THE ANSWER編集部)