昨秋に今回と同舞台の白秋Sを制したレイモンドバローズ(ユーザー提供:淳。さん)

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 土曜東京11Rの京王杯スプリングカップ(4歳上・GII・芝1400m)は、レイモンドバローズ(牡5、栗東・上村洋行厩舎)の大駆けを期待したい。

 オープンに昇級後は17着、12着、16着と大敗が続く。ただ、3走前のスワンSは圧倒的に内有利な馬場コンディションの中、致命的な16番枠だったので参考外。前々走のキャピタルSは微妙に長いマイル戦だったから、勝ち馬から0秒7差なら合格点だろう。そして前走のバレンタインSはダートだったので度外視。そう考えると、まだまだ見限れないのだ。

 少々古い話になるが、3歳時のアーリントンCで3着の実績があるので、オープンでも通用する力はある。3戦2勝、2着1回とベストの東京芝1400mに替われば、ガラリ一変があっても決して驚けない。