フォーティネットジャパン5月10日、製造業を中心とする日本のOTセキュリティ対策を強化するため、同分野における技術、サービスに実績と評価を持つ国内IT関連企業12社と連携し、OTセキュリティの支援を強化していくことを発表した。

同社と連携する企業は、IIJグローバルソリューションズ、伊藤忠テクノソリューションズ、CTCエスピー、NECネッツエスアイ、JSOL、ソフトバンク、東芝ITサービス、パナソニック ソリューションテクノロジー、NTT東日本、日立システムズ、フォーカスシステムズ、丸紅ネットワークソリューションズ。

今回の発表により、サービス体制の構築、ソリューション導入後のセキュリティ保全、SOC/MSSP体制の構築を含めて支援できる体制を構築していく。

その中で、各社のセキュリティアプローチとソリューション、サービスを掛け合わせてシナジーを創出することで、ユーザー企業の環境やニーズに最適で実効性の高いセキュアな提案を実現する。

フォーティネットは、OT環境に対応したソリューションと経済産業省による「工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン Ver 1.0」チェックリストを活用した無料のWeb診断、製造現場の現状とリスクを正しく把握するためのアセスメントサービスを提供している。

サービス提供にあたっては、経産省のガイドラインを活用して、組織および運用面でのレジリエンスの状況を確認する。さらに技術面の支援として、まずは資産管理、端末保護、ネットワーク、ログの項目に対して対策を提案する。

チェック項目に応じたサービス提供例