画像はイメージ。記事とは無関係です

写真拡大

日本在住のイタリア人フードライター・マッシさんが2023年3月2日、カフェで遭遇した女性客の行動について、「作った人に失礼だし食べ物へのリスペクトも恐らくない」とツイッターで苦言を呈した。

女性は注文した料理の写真を撮り、少し食べただけで退店したという。

SNS投稿のためだけに注文し残すのはやめて欲しい」

マッシさんは通訳、フードライターとして日本で活動。ツイッターのフォロワーは16万人を超えるほか、「イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ」(KADOKAWA)などの著作もある。

2日のツイートでは、「あるカフェで隣の若い女性はソーダフロートとプリンを頼んでほんの少し食べた。写真を撮って情報集めしてお店を出た」と報告。そのうえで、

インスタ映えは問題ないけど、SNS投稿のためだけに注文し残すのはやめて欲しい。作った人に失礼だし食べ物へのリスペクトも恐らくない。投稿のためではなく、好きだから食べるべき」

と糾弾した。

投稿は拡散された。7日昼現在、5000件以上のリツイート、3万7000件超のいいねが寄せられている。

「ちゃんと食べてほしいですよね」などと投稿に共感する声が寄せられると、マッシさんは「料理・スイーツ自体より、雰囲気とインスタ映えだけを考えたらアウトです」「おいしいスイーツに対する情熱、気持ちを考えてないですね。悲しくなります」「本当に悲しいです」などと応えていた。

一方で、「他人が食ってるとこなんか、じろじろ見ないのがマナーだろ」などの批判も一部であった。そうした反応を受け、マッシさんは3日にもツイッターを更新し、

「『ジロジロ見られて嫌』とかよく書かれてるけど、周りの人をチェックしてるわけではないし、たまたま隣の席に座っただけの話。基本的にはカフェの内装や外、お店の雰囲気をよく見るから気がついた」

と説明。「なぜフードロス問題を考えずに話の内容を違う方向に持っていくのか不思議」とつづった。