Excel検索便利ワザ ワイルドカードは万能? 単語の一部からでもラクラク検索

Excelでデータを検索する機会はよくある。
キーワードとなる文字を入力して検索を実行するが、
この検索ワードには「ワイルドカード」が利用できることをご存じだろうか。
ワイルドカードを使用すれば、たとえば、
「ノートパソコン」と「デスクトップパソコン」のような場合には、
語尾の「パソコン」が付くデータも、一度で一挙に検索するといったことができる。
便利な検索方法を見ていこう。
●ワイルドカードとは
ワイルドカードとは、任意の文字列を意味する記号だ。
「*」や「?」が用いられる。
「*」は任意の0文字以上の文字列を意味しており、「?」は任意の1文字を意味している。
たとえば「*パソコン」とキーワードに入れて検索すれば、語尾が「パソコン」で終わる文字列を検索することができる。
これを「???パソコン」とすれば、「パソコン」の前に3文字ある文字列が検索されるというわけだ。
●ワイルドカードを利用して検索する
では実際に検索してみよう。
下のような表で試してみる。

[ホーム]タブで[検索と選択]−[検索]を選択する。

[検索する文字列]に「*パソコン」と入力し、[オプション]をクリックする。

[セル内容が完全に同一であるものを検索する]をオンにして[すべて検索]をクリックする。

語尾が「パソコン」のセルが検索された。

次に、[検索する文字列]を[???パソコン]として同じように実行してみると、「パソコン」の前が3文字の「ノートパソコン」だけが検索された。

使い方を覚えておいて、いろいろな場面で役立てよう。