三笘のチームメイトが一部の日本のファンから中傷される事態が続いている。(C)REUTERS/AFLO

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 またしても三笘薫の同僚が“荒らされる”被害にあった。

 現地2月11日に開催されたプレミアリーグ第23節で、三笘薫がプレーするブライトンは敵地でクリスタル・パレスと対戦し、1−1のドローに終わった。

 3戦連発中だった三笘は厳しいマークに遭い、なかなかドリブルで仕掛ける得意の形に持ち込まず。それでも、26分には鮮やかなワンツーから決定機を創り出したものの、敵GKのビッグセーブに阻まれた。
 
 そんななか、左サイドハーフの日本代表MFと縦コンビを組む左SBのエクアドル代表ペルビス・エストゥピニャンが、SNS上で一部の日本のファンから「パスを出さない」「ボールを持ちすぎる」「三笘より前にいてスペースを消している」といった批判を浴びる事態となった。

 日本語版のウィキペディアの名前が「ペルビス・ホスエ・エストゥピニャン・テノーリオ」から「ペルビス・ホスエ・エゴイストニャン・テノーリオ」に書き換えられ、プロフィールには酷い記述が加えられる被害まで出てしまった(現在は元に戻っている)。

 先月には、三笘のお膳立てをシュートミスしたソリー・マーチのウィキペディアが同様に荒らされる事案もあった。

 これには「まじでこういうのやめてくれないかな」「wiki荒らすのは屑すぎる。恥ずかしい」「昨日の出来で必要以上に批判して、wikiいじるの理解に苦しむ」「まじでやめろよ害悪すぎるよ」「ほんと迷惑」といった怒りの声が上がっている。

 ちなみにこのクリスタル・パレス戦で挙げたブライトン唯一のゴールは、エストゥピニャンのクロスをマーチが押し込んだもの。2人とも三笘と同様にチームに不可欠な選手である。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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