エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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米投球分析家が大谷の投球フォームを比較

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は昨季、自己最多15勝を挙げ、防御率2.33、219奪三振。軒並みキャリアハイを記録した。米投球分析家はMLBルーキーイヤーの2018年と昨年の投球フォームを比較。動画を公開すると、米ファンから「力強さ増してる」「進化がエグい」と注目を集めている。

 エンゼルスの白いユニホームを纏ってマウンドに立った2人の大谷が並んだ1本の動画。左側が22年、右側が18年の投球だ。左足を上げるところまではタイミングが同じだが、18年が左足を地面につける瞬間に、22年はボールを投げている。投げ終わりの姿勢も18年が折り曲げるような低めの体勢なのに対し、22年は上体が立ったままだ。

 米投球分析家ロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで比較動画を公開。コメント欄ではファンの質問に応える形で、どちらも走者なしの場面で90マイル台後半の真っ直ぐを投げた動画だと説明していた。投球フォームに入ってから投げるまでの速度が劇的に変化した映像を見た米ファンからは、興味をそそられた様子のコメントが寄せられている。

「力強さ増している」
「進化がエグい」
「成長……磨きをかけてるんだな」
「進化し続けるこの男は本当に見事だ。なんて才能なんだろう」
「今の方が爆発力が段違いだ」
「今の方がタイミングがずっといいね」
「まさにスーパーヒューマンだ」

 大谷は3月に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表入り。大会後、MLBは同30日に開幕し、エンゼルスは敵地でアスレチックスと対戦する。

(THE ANSWER編集部)