横浜に復帰する飯倉は前回在籍時と同じ「21番」を背負う。(C)SOCCER DIGEST

写真拡大

 横浜F・マリノスは2月9日、2022年までヴィッセル神戸に在籍していたGK飯倉大樹が完全移籍で加入すると発表した。

 飯倉は、横浜の下部組織から05年にトップチームに昇格。06年のロッソ熊本(現・ロアッソ熊本)への期限付き移籍を経て、07年に復帰。その後、19年途中に神戸に完全移籍していた。昨年は14試合に出場。通算ではJ1に288試合に出場している。

 横浜は4日に、昨年リーグ戦でフル出場を果たしたGK高丘陽平が海外移籍を前提とした交渉・準備のためチームを離脱するとリリースしていた。
 
 約3年半ぶりに横浜へ復帰する36歳のGKは、09年から19年までつけた「21番」を背負うことが決定。今回の完全移籍に当たり、横浜の公式ホームページで以下のコメントをした。

「横浜F・マリノスを愛する皆さん。まずは『ただいま』と挨拶をさせていただきます。F・マリノスを離れる際に『仲間であり家族』と言って送り出していただき、約3年半の月日を経てまた僕は家族の元に帰ってくることができました。そしてF・マリノスのエンブレムをつけて皆さんと一緒に闘える事を心の底からうれしく思います。

 F・マリノスを離れ、このクラブには歴史と日本サッカー界を背負ってきた重みと誇りがあり、それを支える、クラブを愛する温かいファン・サポーターがいることをあらためて感じました。僕はこのクラブの発展に選手ながら少しでも尽力できたらと思います。また皆さんに会えることを楽しみにしています」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【布陣図】2023年シーズン J1全18クラブのポジション別最新序列