業務スーパーにある『ぶり切身 骨取り』はお手軽食材? 照り焼きや揚げ調理を試してみた
業務スーパーで販売されている『ぶり切身 骨取り』をご存じでしょうか。
骨を除去したぶりの冷凍切り身です。原料原産地は国内で、脂のりや食感の良さは平均的。旨味は比較的しっかり濃いめで、照り焼きや唐揚げなどのおかずレシピに使うと美味しく仕上がる一品ですよ。
『極洋 ぶり切身 骨取り』の価格は?
業務スーパーでは429円(税込、税抜398円)で販売中。冷凍ぶりが5切入って、内容量は300g(1切60g)。カロリーは100gあたり245kcal(脂質 17.6g、炭水化物 0.3g)。1切あたりは147kcal。ぶりの原料原産地は長崎県沖、加工地はベトナム、輸入・販売は極洋。
『極洋 ぶり切身 骨取り』の調理方法は?
使い方はレシピに応じた方法で解凍・加熱するだけ。例えば定番の照り焼きの場合、冷凍状態から作ると火が通るのに時間がかかるため、事前に解凍しておくのがおすすめです。解凍時間の目安などは記載されていませんが、自然解凍する場合、冷蔵庫に置いて1〜2時間程度がちょうどいい印象です。
『極洋 ぶり切身 骨取り』のクオリティはどう?
全体的には可もなく不可もなく、といったクオリティ。脂のりはまずまずで、ほのかにしっとりしたジューシーさと程よいコクを感じます。香り自体はあっさりしてますけど、旨味の濃さはわりとしっかり。際立った個性はないものの、生鮮品に比べて見劣りするということもありません。
食感も平均的ですけど、少し気になるのは、特に照り焼きにすると身が硬くなりがちな点。事前にしっかりと解凍して火を通しすぎず、醤油やみりんは仕上げにさっと絡めるように使えば、やわらかく仕上がるかと思いますが、気を使いすぎる食材もちょっと面倒ですかねぇ。一方で、骨が無くて食べやすいのは使いやすいポイントでしょう。
煮付けや揚げ物にそのまま使いやすいのも便利な点で、軽く衣を付けて揚げるだけでふっくらジューシーな食感が際立ちます。意外とレシピの幅が広いので、簡単魚介おかずとしてチョイスしやすい感じ。安心して買ってOKな一品ですよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
骨を取って切り身にした、長崎県産の冷凍ぶり養殖か天然かは未記載だけど、養殖に近い身の食感とこってりした脂のりそつのないクオリティかつ下処理も不要で、おかず用途には使いやすい冷凍魚介類のなかでは価格も高すぎず、無難にチョイスしやすいポジション