中通り〜会津の“難所”解消へ 国道294号「江花バイパス」33年越し全線開通
覚えておいて損はないルート!
国道294号の川沿い区間をパス!
福島県が整備を進めてきた国道294号「江花バイパス」の一部が2022年12月27日(火)に開通します。
国道294号江花バイパス。奥は須賀川の平野部(画像:Google)。
福島県内の国道294号は、県南部の白河市から北上し、猪苗代湖の南側の山裾を通って会津若松市までを結んでいます。今回開通するのはその中間、須賀川市内における江花川沿いの山間部区間およそ1.1kmで、幅が狭く急カーブが連続し、大型車のすれ違いが困難だったといいます。
バイパス整備事業は1989(平成元)年度から進められ、今回開通区間の東側およそ2.3kmと、西側520mはすでに開通済み。今回の開通により約3.9kmの全線が約33年越しに開通することとなります。
現道は異常気象時の通行規制箇所があるほか、特に冬期間の路面凍結などで通行に支障をきたしていたといいます。今回の開通で、早期に冬期間の安全を確保する狙いがあるということです。