業務スーパーの冷凍『むき枝豆』は買ってOK? 風味・食感・コスパをチェックしてみた
業務スーパーで販売されている『むき枝豆』をご存じでしょうか。
さやから取り出した枝豆の冷凍品。生鮮品に比べて旨味は若干薄いものの、下処理の手間をかけずにビールおつまみを用意し放題。使い勝手の良さが光る一品です。
『むき枝豆』の価格は?
業務スーパーにて246円(税込、税抜228円)で販売中。内容量は500g、カロリーは100gあたり159kcal(脂質 7.6g、炭水化物 10.6g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。
以前紹介した際の商品は199円(税込)だったので、47円の値上がり。可食部の量に違いがあるためコスパは比較しづらいものの、さや付きタイプの『えだまめ』(500g・181円)や『塩味えだまめ』(500g・192円)のほうが価格設定は安めです。
『むき枝豆』の調理方法は?
軽く湯通ししてからさやを取った商品なので、下処理せずにレシピに応じた調理方法で加熱するだけで食べられます。レンジ加熱(500Wで2〜3分)でもOK。加熱時に少し水分が滲み出るものの、気になるほどの量ではありません。
『むき枝豆』はどんな味? 食べ方は?
お味は基本的にクセのない、枝豆特有のあっさりした旨味が素直に立ったタイプ。生鮮品に感じるような香ばしさは弱く、人によっては淡白に感じそう。それでも軽く塩を振るだけでビールおつまみにちょうどいい味わいに仕上がるのは嬉しいポイントですね。
小粒なりにホクホクした口当たりがあり、炊き込みご飯の具材にも問題なく活用できます。ジューシーさは程々ですけど、柔らかすぎず硬すぎず、表面の薄皮が歯に引っかかるような感触もなく、とにかく食べやすい仕上がりです。
サラダや炒め物のボリュームアップにはもちろん、小麦粉と水で固めて揚げるだけでかき揚げにもアレンジ可能。風味の良さを重視するなら生鮮品を選ぶべきですけど、使いやすさを取るなら優秀な選択肢に入る一品ですよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
さやから取って下茹でを済ませた中国原産の冷凍枝豆香りは弱いけど臭みもなく、淡白な旨味と程よい食感が楽しめる味付けを足すこと前提で、おつまみ、枝豆ご飯、かき揚げなどに活用したい味付け済みの手軽さを重視するなら『塩味えだまめ』(500g・192円)がおすすめ