業務スーパーで販売されている『むきにんにく』をご存じでしょうか。

皮を剥いて一片ずつにバラされた、中国原産の冷凍にんにくです。シャッキリした歯ざわりを残した食感で、そのまま素揚げやホイル焼きにしても美味。特有の濃厚な香りは若干落ちてますけど、刻んで料理にも使いやすい便利食材ですよ。

『むきにんにく』の価格は?

業務スーパーにて235円(税込、税抜218円)で販売中。内容量は500g、カロリーは100gあたり136kcal(脂質 0.9g、炭水化物 27.5g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。

『むきにんにく』の調理方法は?

軽く湯通ししてから一粒ずつ凍結されているので、下処理せずにそのまま調理してOK。ただし素揚げにする場合などは、冷凍状態のままだと油の温度も落ちてしまいますし、事前に軽くレンジ加熱して解凍してから使うのがおすすめです。

『むきにんにく』の風味・食べ方は?

粒の大きさは平均よりちょい小さい程度。解凍した状態だと、しゃきっとした繊維の歯ざわりが感じられる食感です。さらに揚げたり焼いたりすると、柔らかなほっくり食感に変身。生鮮品に比べるとほんのり水分がありますけど、取り立てて違和感はなく、普通のにんにくと同じように活用できるクオリティです。

一方のお味ですが、にんにく特有のあの香りが少し控えめ。もちろん旨味はありますし、食べすぎると口臭も気になってくるものの、ツンと鼻に抜けるような元気な香ばしさは立ちづらく、どことなく濃厚感が際立たない落ち着いた風味です。鮮度の問題なのでしょうか、人によっては物足りなさを感じるかもしれません。

刻んで加熱すれば香りはそこそこ出るので、炒め物などの料理の風味づけには問題なく活用可能。単品で食べるならホイル焼きにして、ほっくり食感のおつまみに仕上げるのが鉄板ですね。1〜2日漬けるだけで簡単に味が染みますし、醤油漬けにしてご飯のお供にアレンジするのもおすすめですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

一片ずつにバラした状態で冷凍された、中国原産のむきにんにく長期保存可能かつ下処理済みで、なにかと使い勝手の良い時短食材生鮮品に比べると軽く水分があって香りが弱い以外は無難なクオリティ味付け済みの手軽さを重視するなら『ガツンとにんにく醤油漬け』(190g・213円)もおすすめ