『デッド・トゥ・ミー』がシーズン3で終わる理由とは？クリエイターが回答
Netflixのダークコメディドラマ『デッド・トゥ・ミー 〜さようならの裏に〜』が、11月17日（木）に配信開始されたシーズン3をもって幕を閉じた。エミー賞で常連となり高い評価を受けているシリーズが、なぜ3シーズンで終了したのだろうか？
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自分たちの運命は…
本シリーズは、大切な人を失った悲しみを癒すグリーフセラピーで知り合った、性格がまったく異なる二人の中年女性、ジェン（『サマンサ Who？』のクリスティナ・アップルゲイト）とジュディ（『ホークアイ』のリンダ・カーデリーニ）の奇妙で複雑な友情が、サスペンスフルにコメディタッチで描かれる。
米The Hollywood Reporterのインタビューにクリエイターのリズ・フェルドマンが応じ、その理由について語っている。「私は、この番組が短命に終わると常に分かっていたの。3シーズンか4シーズンは欲しいと思っていたけれど、この番組がどういう位置付けなのかという点に関しては現実的だったの。この番組は一般的に3〜4シーズン、時には1〜2シーズンを超えて製作されないプラットフォームの作品。エンディングは重要なものにしたかったし、“やばい、打ち切りになっちゃう！”という状況は避けたかったのよ（笑）。“自分たちの運命は自分たちで決めるんだ”と、ほとんど先手を打ったようなものなの」
ベストな方法
フェルドマンの言葉にあるように、Netflixでは実写ドラマ版『カウボーイビバップ』をはじめ、シーズン1の配信開始から1カ月も経たないうちにキャンセルの憂き目にあったシリーズが少なくない。よってフェルドマンは、番組が支持を得ているうちにシリーズを完結させて、自分で納得がいくエンディングを迎えることにしたようだ。
またジェン役のクリスティナも、20220年に『デッド・トゥ・ミー』がシーズン3で終了するニュースが報じられた際、「彼女たちの物語を締めくくるには、これがベストな方法だと感じた」とコメント。あくまで、クリエイティブ的な観点でシリーズが終了すると述べていた。
『デッド・トゥ・ミー 〜さようならの裏に〜』シーズン1〜3はNetflixにて配信中。（海外ドラマNAVI）
