業務スーパーの『鶏の八幡巻き』はおせち的だけど普段おかずにもお弁当用にも使いやすい
業務スーパーで販売されている『鶏の八幡巻き』をご存じでしょうか。
おせちに入ることもある八幡巻きの冷凍品。旧八幡村(現京都府八幡市)が発祥とされる郷土料理だそう。にんじんやごぼうといった具材を鶏むね肉で巻いており、味付けはあっさり寄り。普段のおかず用途にも使えるクセのないおいしさですよ。
『鶏の八幡巻き』の価格は?
業務スーパーにて267円(税込、税抜248円)で販売中。冷凍の八幡巻きが12個ほど入って(個体差あり)、内容量は240g。カロリーは100gあたり157kcal(脂質 8.0g、炭水化物 11.1g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。
似たような商品として『鶏のいろどり巻き』(340g・321円)も存在しますけど、最近はあまり見かけない印象。『鶏のいろどり巻き』はいかにもおせち的な濃厚甘辛タレが絡んだ商品でしたが、本品はタレなどは付属していないタイプです。
『鶏の八幡巻き』の調理方法は?
調理方法は凍ったままの本品を耐熱皿に移し、間隔をあけて並べたらラップをかけて、電子レンジ(500W)で6個あたり約2分30秒チンするだけ。開封直後は八幡巻き同士がくっついた状態で凍っているので、10分ほど常温に置いてから一つずつ間隔をあけて並べるのがおすすめです。
『鶏の八幡巻き』はどんな味?
玉ねぎ、人参、さやいんげん、ごぼう、生姜といった野菜類を、鶏むね肉を練った生地で包んだもの。生地はふんわりもったりした独特の柔らか食感で、味付けは醤油メインのしつこくない甘辛感です。鶏の旨みを引き立てる程度の濃さですね。
野菜はいずれもあっさりした風味。柔らかな口当たりに蒸し上げられていますが、ごぼうやいんげんの歯ざわりは軽く残したバランスです。人参の甘みもまずまず。地味な取り合わせですけど、クオリティはいたって問題ありません。
そのままでも普通においしいものの、穴子や牛肉で巻いたタイプの八幡巻きに比べると見た目も味付けもとにかく地味。おせちやオードブルに出すなら、お好みで濃いめに味付けを足すのもアリかと。簡単調理を活かしてお弁当おかずにしてもいいですし、年末用にストックしておくとはかどる一品ですよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
鶏むね肉の生地で野菜を巻いて蒸し上げた冷凍八幡巻き鶏肉の旨みと鶏皮の弾力感がある生地は優しい醤油の味付け野菜の風味と食感も手堅い仕上がりで、アレンジ次第でおせちにもおかずにも活用可能簡単おせち作りに便利だけど、見た目や華やかさを重視するなら微妙かも