業務スーパーで販売されている『白菜』をご存じでしょうか。

中国原産の白菜を一口サイズにカットした冷凍野菜です。生鮮品に比べるとシャキシャキ感が弱く、解凍した時点でくったりしんなりした食感に。炒め物などに使うのは正直微妙ですけど、味噌汁や鍋物の具材には一応アリな一品ですよ。

業務スーパー|白菜|159円

業務スーパーにて159円(税込、税抜148円)で販売中。内容量は500g、カロリーは100gあたり13kcal(脂質 0.1g、炭水化物 2.9g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。

解凍した冷凍白菜の食感・風味は?

軽く湯通ししてから急速冷凍されたカット白菜です。けっこう細かく刻まれたタイプ。加熱時に水分が多く滲み出るので、レシピ次第では料理に使う前にレンジ解凍して軽く汁気を切っておくのが無難です。

レンジ加熱でもフライパン加熱でも、とにかく水っぽい食感。もともと水分を多く含んだ野菜なのもあってか、どうしても解凍時にしんなりくったりした頼りない食感になりがちです。柔らかくて甘みがあるものの、生鮮品のシャキシャキした食感を期待すると残念さが否めません。

冷凍白菜は味噌汁やスープ向き?

パッケージ裏には本品と一緒に豚肉や魚介を煮込んで中華風あんかけ丼にするレシピが記載されています。丼物のような料理の脇役の具材としては、ボリュームアップ用途に活用できなくはありません。ただ、本品をメインにしてシンプルな野菜炒めなどを作る場合、食感に芯がなさすぎて微妙な仕上がりになりがちですね。

そこまで口当たりが気にならないスープや味噌汁の具材にするなら、まあまあの使いやすさ。短時間の加熱でも味染みは良いですし、風味自体は生鮮品とさほど変わらないさっぱりした味わいです。

それでも白菜の素材感を楽しみたいなら避けるべきクオリティ。『青ねぎ』(500g・167円)などと同様、汁物や袋ラーメンの具材に少量加えるといった地味な使い方で消費しきれそうか、少し考えてからチョイスしてみてください。

特徴をまとめると以下のようになります。

中国原産の白菜をカットして湯通しした冷凍野菜生鮮品のような歯ごたえや繊維感が弱い、くったり柔らかな食感メイン具材にするには厳しいので、即席麺などに少量足すといった用途で使いたい葉物野菜なら『カットほうれん草』(500g・213円)などを選んだほうが無難