お見合い後のメールのやり取りについて|内容で気を付ける点や仕方も紹介
この記事では、お見合い後のメールのやりとりの注意点や、好感を持たれるメールの送り方について紹介していきます。メールは、大切なコミュニケーションツールです。より相手との仲が深まる効果的なやり方を身につけ、婚活に活用していきましょう。
お見合い後のメールのやり取りについて
お見合いで知り合った相手に、お互いが興味を持った場合には、仮交際に進むことになります。その際には連絡先を交換し、やり取りを行うことになるでしょう。相手のことをまだよく知らない中で、次のデートにつなげるために、メールでのコミュニケーションはとても大切です。
ここでは、お見合い後のメールのやり取りの注意点やポイントを紹介していきます。
お見合い後のメールでのお礼について4つ
お見合いの後に連絡先を交換した場合は、メールでお見合いのお礼を送るのがマナーです。ここからは、その際におさえておきたいポイント4つを紹介していきます。相手に「また会いたい」と思ってもらえるような、好感度が上がる内容とタイミングを把握しておきましょう。
1:お礼の気持ちは早めに送る
連絡先を交換したら、なるべく早めにお礼を伝えることが大切です。相手からのメールを待つのではなく、自分からお礼を伝えることで相手に好印象を与えることができます。連絡先を交換した日の夜には、連絡をした方が良いでしょう。
連絡するときは、「会えて楽しかった」という素直な気持ちを、丁寧な言葉で送るようにしましょう。次につなげたい場合は、相手を気遣う言葉を入れると返信されやすくなります。
2:返信もできるだけ早めに返す
相手からのお礼メールやお礼メールの返信が来た場合は、なるべく早く返信するようにしましょう。返信がないと相手を不安にさせてしまう場合があるため、気がついたらなるべく早く返すことが大切です。
忙しくて、どうしてもきちんとした返信ができない場合は、短文でも相手に伝えておくと信頼感を得られるでしょう。
3:内容も適度な文面にする
「お見合い」という適度に距離が保たれている関係の場合は、最初からくだけた印象の文面では、相手が不愉快に感じてしまうことがあります。「仮交際」中は、交際中の関係でも友人でもないため、なるべく丁寧な文面を心がけましょう。
あまり長文にならないよう、読みやすさを考慮するとなお良いでしょう。
4:状況を見極めて女性から誘ってみる
女性側から次のデートに誘うことは恥ずかしいと思われる方もいるかもしれませんが、婚活中やお見合い後は、むしろ積極的に動くことをおすすめします。
婚活中に受け身でいると、チャンスを逃してしまう可能性があります。相手が引いてしまうような強引さはよくないですが、次のデートをほのめかす程度は問題ありません。相手の仕事の状況やお見合い時の状況から相手の性格を見極めて、自分から誘ってみるのも良いでしょう。
お見合い相手との適切なメールの仕方3つ
お見合い相手は、会社の上司や同僚・友人とは違います。ここでは、お見合い相手との適切な距離を保つためのくだけすぎず、かたくなりすぎないメールの仕方や、徐々に距離を詰めていくメールの送り方のコツを3つ紹介していきます。
1:感謝の気持ちを忘れずに伝える
お見合い相手に限ったことではありませんが、感謝の気持ちをきちんと伝えることはとても大切です。お礼を言われて不快な人はいないため、素直に嬉しいと思ってもらえるでしょう。
ほんの小さな出来事や気遣いに対しても忘れず感謝を伝えると、印象がよくなります。そうすることで、相手にもますます優しく接してもらえるようになるはずです。
2:時間帯や頻度は相手に合わせる
メールを送る頻度や時間帯は、相手の返信の仕方に合わせた方が無難です。特にメールの頻度は人によってまちまちです。相手には相手の生活スタイルがあるため、それを崩さないように気をつけましょう。
相手のメールの送り方がつかめてくると、二人だけのメールのリズムが出来てきます。そうなるとぐっと距離が近づき、親密度が増すでしょう。
3:共通の話題で話を盛り上げる
話題に困ってメールが続かない、どのような内容を送ってよいのかわからないと悩む人は少なくありません。最初はお礼メールを送り、その後はお見合いで話した内容を掘り下げたり、お見合い時のプロフィール内容を参考に共通の話題がないか探してみましょう。
お互いに興味のある共通の話題だと、堅苦しさが溶けて親密度が上がります。まずは、相手がどのようなことに興味を持っているのか知ることから始めてみましょう。
お見合い相手とのメールの内容で気を付ける点6つ
これまでは、初めてのお礼メールの仕方やメールの頻度についてお伝えしてきました。ここからは、お見合い相手とある程度やり取りを重ねたときのメールの内容での注意点を6つ紹介していきます。
6つのポイントに気をつけながら、自分らしいメールのやりとりで、より関係を深めていきましょう。
1:顔文字・絵文字の使いすぎはNG
文章だけのメールだと、堅苦しい印象になりがちです。顔文字・絵文字を使用するのは問題ありませんが、多用してしまうと読みにくくなる場合があるため注意が必要です。
中でも、ハートマークなどのストレートな表現は、相手を驚かせてしまったり、誤解を招く原因になるため気を付けましょう。相手との温度差が浮き彫りになるケースもあるため、あまり使いすぎないようにすることが大切です。
2:連絡が早くほしいと催促しない
仕事の忙しさや生活スタイルによって、返信の速さは違ってきます。相手からの返信が遅くても、返事を催促したり、連絡がないことを責めたりすることは避けましょう。
特に、返事を催促するメールを何度も送ると、相手の負担になりかねません。負担に感じてしまうと今後の付き合いに影響するため、絶対にやめるようにしましょう。
お見合いで気が急いてしまう気持ちはわかりますが、相手に引かれてしまっては逆効果です。仕事の忙しさや体調不良などで返せないなどの事情があるかもしれないため、ぐっと堪えて待つことが大切です。
3:愚痴などは避けよう
人の愚痴などのネガティブな言葉を聞くのは、誰にとっても苦痛なものです。ましてや結婚を考えるお見合い相手ともなると、将来のことを想像してうんざりしてしまうでしょう。
「楽しい時間を共有したい」と思ってもらえるように、ポジティブな発言を心がけ、愚痴は言わないように気をつけましょう。
4:口調や態度はくだけすぎない
婚活を意識した相手とのメールのやり取りでは、適度な距離感を保つことが大切です。メールの内容や口調もくだけすぎないことがポイントになります。
楽しい内容でやり取りすることは大事ですが、口調や態度が馴れ馴れしくなってしまうと、将来の話や仕事などの真面目な話がしづらい関係になってしまいます。あくまで、結婚を意識した相手であることを忘れないようにしましょう。
5:プライバシーはしっかり守って
まだ交際に発展していない「仮交際」や、メールでのやり取りのみの段階で、相手に踏み込んだ内容のメールをすることはよくありません。
もっと親密になってからでないと話せないことや、メールでは話したくないことなど、人によって踏み込まれたくない領域が違うことを認識して相手のプライバシーに踏み込み過ぎないように注意しましょう。
相手に警戒心を抱かせないようにすることが大切です。
6:長すぎる文面は避ける
男性と女性では、メールの頻度や文面の長さに違いがでることがあります。男性は、簡潔に用件のみを伝えることが多いですが、女性は、思いや感じたことを長文で書いてしまう傾向があります。
お互いに同じ文章量なら問題ありませんが、一方だけが長文の場合は、読む側が疲れてしまい返信が億劫になることがあるため、文章の長さは相手と釣り合いがとれるようコンパクトにすることを意識しましょう。
お見合い相手から返信が来ないときはどうしたら良い?
今まで順調にメールのやり取りをしていても、突然連絡が取れなくなったり、返信が来ない場合があります。また、稀にお見合い後のお礼メールを送っても返信がないケースもあります。
単に忙しくて返信ができなかった可能性もありますが、時間をおいて連絡しても返事がない場合は、相手と良い関係を築けなかったと判断して割り切るようにしましょう。
残念ながら、メールでのやり取りの中で、「この相手とは合わない」と感じてそのままフェードアウトされてしまうこともあります。このような場合は、ご縁がなかったと切り替えて、次の相手を探しましょう。
お見合い後にお断りする時の対処方法
お見合いの後に、「思っていた感じと違う」と判断しお断りする場合は、なるべく早くに連絡を入れることが大切です。
すぐにお断りするのは失礼だと思い、返事を先延ばしにしてしまうと、相手の貴重な時間を奪ってしまうことになります。相手を思うのならばすぐに伝えた方がよいでしょう。
お断りする際は、メールではなく仲介者を通して伝えましょう。相手に不手際があったと感じさせないよう、低姿勢で伝えることがマナーです。
お見合い相手のペースに合わせてメールを送ろう
こまめに連絡を取りたい人や用件のみを伝えたい人、絵文字や顔文字を使って楽しくやり取りしたい人など、メールでのコミュニケーションの取り方は人によって大きく違います。
メールは、自分のやり方だけで物事を判断せず、相手を尊重しペースを合わせることが大切です。適度な距離感を保ちつつ、相手がどのように自分との距離を縮めていきたいのかを気にしながら慎重にやり取りを進めていきましょう。
細やかな気遣いこそが、次につながるチャンスを生み出します。お見合い相手のペースに合わせてメールを送るようにしましょう。