「2人がかりで椅子で殴られ...」 BreakingDown泥酔騒動、公式映像から消された「暴行場面」
格闘技イベント「Breaking Down6」のオーディションで、酒を飲んで参加した一部出演者が暴れるなどした問題で、被害を受けたYouTuberの緒方友莉奈さんが2022年10月31日、オーディション当日の映像を公開した。
動画では、椅子で殴られるまでの流れを語り、負傷した左膝の様子も見せている。
「あんまり人に対してムカつかないんですけど、本当に殺してやろうかなと」
泥酔状態で参加したのは、TikTokerの「いーたろ」さんと、グラビアアイドルの「みらたむ」さんだ。それぞれ飲酒の事実をYouTubeで認めているほか、いーたろさんは、緒方さんに向けた謝罪動画も公開している。
緒方さんは、オーディションで2人にパイプ椅子で殴られたなどとツイッターで告発。左膝半月板損傷などで全治4週間のケガを負ったなどとしていた。BreakingDownの公式映像ではそのシーンが編集でカットされていた、とも伝えている。
また、解説ゲストとして出演していたキックボクサーのぱんちゃん璃奈さんも、公式映像について、「やばいシーンは編集されてる！笑」などとし、「パイプ椅子を膝に投げたら、そりゃ確実に怪我するよ...」などと苦言を呈していた。
そうした状況の中、緒方さんは31日、「【BreakingDown6】オーディションの裏側」と題した動画を公開した。オーディション当日に撮影したものだとしており、参加直前の心境などを語っている。
「オーディション大荒れ後」とのテロップが差し込まれたオーディション直後の映像では、「どうでした？」とするスタッフに緒方さんは「殺したいなって」と一言。
スタッフの「『どうでした』も何もないですよね」との言葉に、「今痛み止め飲んでるんで、少しは大丈夫なんですけど。あんまり人に対してムカつかないんですけど、本当に殺してやろうかなと思いました」と笑った。
「（前蹴りは）全然痛くなかったんで。大したことないなと思います」
ケガを負った際の状況について、こう説明した。
「（いーたろさん・みらたむさんらが着席の）順番を守らなかったので『（その席は）私だよー、そこ』って優しく言ったんですけど、ワーワーって言われて。ちょっとプチンってくるじゃないですか。そしたら2人がかりで椅子で殴られて。で、ムカついたから胸ぐらを掴んだら（相手の）服が破けて、私の時だけ止められて、みたいな。（スタッフらが緒方さんを）止めてる時に相手は私を殴って、相手は止めてないっていう感じです」
スタッフが包帯でぐるぐる巻きになった左膝を映すと、緒方さんは呆れたように笑いを漏らし「明後日グラビアの撮影なんで、ちょっとやばいなって感じ」とした。
ケガを負った状況について、「2人がかりで、近距離だったので。それはちょっと理不尽かな」と振り返っていた。
一方で、格闘技的な強さについては「前蹴り食らった時に全然痛くなくて、私は（お腹を）出してる状態だったんで普通だったら痛いし、向こう靴なんでめっちゃ痛いんですけど、全然痛くなかったんで。大したことないなと思います」とした。
緒方さんは同日、ツイッターで現在の足のケガの様子を公開。動画で緒方さんは膝の皿部分が外れているとする様子を写し、「見てください、膝が外れて......。これでもうわかりません？ クソブスが、死ね！」と怒りをあらわにしていた。
