「きぬた歯科」看板あるところ道路改良が必要!? 絶妙な“場所の戦略”明らかに
「確かに!」となりました。
「きぬた歯科」の看板の戦略が明かされる
東京のみならず関東圏で広くみられる「きぬた歯科」の看板、その秘密がテレビ朝日系列で2022年10月3日(月)に放送された『激レアさんを連れてきた。』にて明らかになりました。
杉並区内で見られる「きぬた歯科」看板(乗りものニュース編集部撮影)。
この日は中央線 西八王子駅前の「きぬた歯科」きぬた泰和院長が「激レアさん」としてスタジオに登場。都内だけで240か所以上あるという「きぬた歯科」の看板戦略について語りました。
もともと、自身の顔ではない看板を出したところ、全く効果がなく、ある日、自撮りした自分の顔を見ると、「胡散臭い」と感じたとか。キレイなタレントではなく、インパクト重視で自身の顔を大写しにした看板を立てていったといいます。
その看板を出す場所のひとつが、「渋滞する箇所」だそう。番組では首都高4号新宿線の高井戸付近の沿道に立つビルの上に多数の看板があることを紹介しましたが、渋滞中にふと周りを見渡すと看板が目につく、というポイントを狙っているのだとか。
それを意識して翌日、都内の一般道を走ってみると、確かに……。青梅街道の南阿佐ヶ谷駅付近(上り線向き)、環七通り方南小学校前のカーブ(内回り向き)など、混雑する区間で発見。信号待ちで見上げると「あ、きぬた歯科」となりました。
じつは「きぬた歯科」看板、新幹線にも進出しているそうです。東海道新幹線の新横浜〜小田原間では、車窓から見える謎の看板として有名な「727」看板(大阪の化粧品メーカー、セブンツーセブンの看板)に並べるように、文字も全くない院長の顔だけの「きぬた歯科」看板を出しているのだとか。
ただ、見えるのも一瞬だからか、新幹線の看板を見て来院した人はゼロ、とのことでした。