エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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敵地ガーディアンズ戦の一幕に米実況席も注目

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は12日(日本時間13日)から敵地クリーブランドでのガーディアンズ戦を戦っている。敵地でも人気の大谷は、同日の試合前にはネット越しに観客へサイン対応。米国の実況席でも「とてもクールだね」と称賛されていたが、映像を見た日本のファンも「ラッキーなファン」と注目していた。

 大谷の対応が米実況席でも話題になった。ガーディアンズの本拠地プログレッシブフィールドでの試合前。大谷は敵地で観戦するファンにサイン対応した。客席最前列に集結した子供たちは、ボールなどを防球ネットに押し付けるようにしており、大谷はペンでネット越しにサイン。現地のカメラマンも周りを囲み、優しい交流を撮影していた。

 エンゼルスの地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」の実況席では球団OBのマーク・グビザ氏が「とてもクールだね。ショウヘイが時間を作ってあげている。子どもたちにサインを書くために」と称賛していたが、映像を見たツイッター上の日本人ファンも反応。「サインしてるだけなのに地元の報道陣がかぶりつき」「試合前ラッキーなファン」「サインシーンも良かった」などと投稿していた。

 この試合で3打数1安打1四球だった大谷。昨季ア・リーグMVPに輝き、二刀流としての地位を確立したが、ロサンゼルス以外でもその人気ぶりが分かるシーンだった。

(THE ANSWER編集部)