初回の第1打席で34号2ランを放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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敵地アストロズ戦に「2番・DH」で先発出場

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地アストロズ戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席で34号2ランを放ち、前日のマメによる緊急降板の不安を払拭した。チームは4-12と大敗したものの、米データ分析会社は右手一本で右中間に運んだ動画を公開し「エイリアン」と紹介。米ファンからは「クレイジー・ナイト」「どれだけ強いんだ」といった反響が寄せられている。

 完全にタイミングを外され、体勢を崩された。それでも最後まで食らいついた。1回無死三塁のチャンスでアストロズ右腕ルイス・ガルシアの1-2からの4球目。外角低めのカーブをすくい上げると、打球は右中間に飛び込んだ。インパクトの瞬間は左手がバットから離れ、右手一本でのスイング。そんなことはお構いなしだった。

 米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」ツイッターは大谷の衝撃の一打の映像を公開。「目を離すな。時としてエイリアンはうっかりして人間離れしたことを涼しい顔でやってのける」と文面を記し、エイリアンとUFOの絵文字を添えた。「ここで我々が『ショウヘイ・オオタニ』と呼ぶ生命体は我を忘れ、片手打ちで388フィート(約118.3メートル)の本塁打を放った」と続けた。

 これには米ファンからも「クレイジー・ナイトかな?」「人間の投手なら登板翌日はマッサージでリカバリー。オオタニは登板翌日に気晴らしに本塁打と二塁打を放つ」といったコメントが。さらに「これはオオタニのゴルフスイング」「ジャッジは永遠に出来ない」「この男はどれだけ強いんだ」「彼のバットをチェックしないと」といった反響も寄せられている。

(THE ANSWER編集部)