元宝塚歌劇団の瀬戸かずや・綾凰華ら出演 シリーズ第2弾、朗読舞踊劇Tales of Love『阿国-かぶく恋、夢の果て-』の上演が決定
![朗読舞踊劇Tales of Love『阿国-かぶく恋、夢の果て-』](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/2/a/2aa9a_1756_43afba0f_c43972e7-m.jpg)
2022年9月28日(水)~10月2日(日)サンシャイン劇場にて、朗読舞踊劇Tales of Love『阿国-かぶく恋、夢の果て-』が上演されることが決定した。
「朗読舞踊劇Tales of Love」とは、日本の古典芸能の中で生まれ育まれてきた数々の恋の物語を、現代人にも分かりやすく解きほぐし、「朗読×日本舞踊」のコラボレーションで伝えるという、新しい形のエンターテインメント・シリーズ。
第1弾として、2021年秋に、日本版ロミオとジュリエットとも言われる「八百屋お七」の物語を題材にした『お七―最初で最後の恋―』を上演し、好評を博した。今回はその第2弾作品として、歌舞伎の始祖とも言われる伝説の女性・出雲阿国と希代の傾き者として名高い名古屋山三、そして阿国を支えた女形・三十郎の、三者三様の恋模様を濃密に描く。
主演の阿国役と、その彼女を支える三十郎役を、元宝塚歌劇団の瀬戸かずや、綾凰華がWキャスト&スイッチキャストで演じる本作。
![](https://image.news.livedoor.com//newsimage/stf/6/1/61740_1756_bef993ca499e91fd5191b6bfaaa7c9b5.jpg)
阿国/三十郎:瀬戸かずや(Wキャスト)
![](https://image.news.livedoor.com//newsimage/stf/2/6/261ba_1756_785bbfcd3ef4c5971e8c1fb60181d006.jpg)
阿国/三十郎:綾凰華(Wキャスト)
名古屋山三役には、アニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ』(須藤健)や「ヒプノシスマイク」(天国獄)など、巧みな演技に定評のある竹内栄治、アニメ『バクテン!!』(双葉翔太郎)や舞台・木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』(俊徳丸)など、声優・俳優として注目を集める土屋神葉、アニメ『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima」(山田二郎)や「響け!ユーフォニアム」(塚本秀一)など、多彩な役を演じ分け高い人気を誇る石谷春貴、アニメ『名探偵コナン』(小嶋元太/高木刑事)やNHK大河ドラマ『真田丸』(小山田茂誠)など、声優・俳優として幅広く活躍する高木渉が日替わり出演。
![](https://image.news.livedoor.com//newsimage/stf/b/0/b0388_1756_47cfe6a9dcda8654dbb3ebb982f15c3b.jpg)
名古屋山三:竹内栄治〈9月28日(水)出演〉
![](https://image.news.livedoor.com//newsimage/stf/b/4/b4141_1756_c65c380bea82214fdcfacc122f8be747.jpg)
名古屋山三:土屋神葉〈9月29日(木)出演〉
![](https://image.news.livedoor.com//newsimage/stf/d/d/dd5ca_1756_7b40236425a511c6a14710b534b06ec6.jpg)
名古屋山三:石谷春貴〈9月30日(金)出演〉
![](https://image.news.livedoor.com//newsimage/stf/0/1/0129a_1756_4020ed6bfa7cde6dc6983919e8ba0535.jpg)
名古屋山三:高木渉〈10月1日(土)、 2日(日)出演〉
朗読と日本舞踊を掛け合わせた本作では、卓越した表現力を持ち、若手舞踊家のトップとして日本舞踊界を牽引する花柳幸舞音と、古典作品をはじめ『ART歌舞伎』など伝統芸能の新たな表現を追求する藤間涼太朗による舞踊。
![](https://image.news.livedoor.com//newsimage/stf/8/6/86eb9_1756_30cb44307cd3100c175ccdb85ed7cc45.jpg)
花柳幸舞音
![](https://image.news.livedoor.com//newsimage/stf/5/5/55389_1756_c84e616fdbd98750d1d4ffe18d3c9344.jpg)
藤間涼太朗
さらにギタリストで音楽監督も務めるKOHKIと尺八・オークラウロ奏者の大河内淳矢、ヴィオラ奏者の飯野和英による生演奏により、朗読劇の枠を超えて、観客の五感と想像力を刺激する。
![](https://image.news.livedoor.com//newsimage/stf/0/a/0af65_1756_3ec6e2d750d2e544a625a02494b23a40.jpg)
KOHKI
![](https://image.news.livedoor.com//newsimage/stf/1/6/16102_1756_46113944d24aebfafe8cd7519ac0a5f0.jpg)
大河内淳矢
![](https://image.news.livedoor.com//newsimage/stf/3/b/3b358_1756_4239b3bc4ca36d9d1a5bedea327e5710.jpg)
飯野和英
演出は、シリーズ第1弾に引き続き、脚本家・演出家として数々の話題作を手がける劇団「柿喰う客」の中屋敷法仁が手掛ける。
【ストーリー】
一人の女芸人が、その踊りの才により頭角を表した。彼女の名は阿国。
希代の傾き者として名高い名古屋山三は、駆け出しの阿国を見染め、共に風雅の芸を極める夢を見る。
異なる二人の才能がぶつかり合い、新たな芸が芽吹き始めたその前夜、山三は家のため他家に仕官することになり、さらには武士としての義理を立てるため命を落としてしまう。
人気も凋落し、傷心する阿国の元に残ったのは浮浪児から拾い上げ弟子として育てた少年、三十郎ただ一人だった。阿国は、三十郎を己と瓜二つの女役に仕立て上げ、己は男役として山三に成り代わり、濃密な男女の恋愛を描いたかぶき踊りとして上演する。 いつしかこのかぶき踊りは大評判となり、阿国は三十郎と共に各地を巡業する旅に出る。
男として阿国を深く愛しながらも、師弟という関係を壊さぬよう、ひたすらに女形に徹する三十郎。
一方、阿国は名声を得てもなお山三を忘れられず、その幻影に徐々に心を蝕まれていく――