広島・秋山翔吾 (C)Kyodo News

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◆ 西武時代に1405安打、メジャーでは71安打

 広島の秋山翔吾外野手(34)が7日、本拠地・マツダスタジアムでの阪神戦で日米通算1500安打を達成した。

 前夜はサヨナラ安打を放ち、チームの連敗ストップに貢献。勢いそのままに、この日は3回の第2打席に4号ソロを左翼席へ運び、これが広島移籍後、本拠地初アーチとなった。そして5−5の同点で迎えた7回の第4打席、阪神4番手・岩貞の2球目直球を強振。捉えた打球は右中間フェンスを直撃する二塁打となった。

 これが節目の日米通算1500安打目。秋山は二塁到達後、會澤から記念ボードを手渡され、ファンの拍手を浴びながら高々と掲げた。

 秋山は2010年のドラフト3位で西武入り。首位打者1度、最多安打のタイトルに4度輝くなど、西武時代の9シーズンで1405安打を積み重ねた。2020年からはMLBのシンシナティ・レッズでプレー。今季は開幕ロースターから外れ、その後、サンディエゴ・パドレスとマイナー契約。傘下3Aで打率.343をマークしたが、メジャー昇格は叶わず6月27日に広島と契約し日本球界復帰を果たした。MLBでの通算成績は、142試合に出場し打率.224(317打数71安打)、0本塁打、21打点、9盗塁。