ライプツィヒ、ベルギーの有望株GKを獲得! 2024年夏からの5年契約を締結

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 ライプツィヒは12日、ヘンクに所属するU−21ベルギー代表GKマールテン・ファンデフートが2024年夏に完全移籍で加入することを発表した。2029年6月30日までの契約を結ぶ。

 ファンデフートは2002年2月26日生まれの現在20歳。2011年からヘンクの下部組織に所属し、2019年9月24日に行われたカップ戦でプロデビューを飾った。同年12月10日に行われたナポリ戦でチャンピオンズリーグ初出場を果たし、同大会におけるGKの最年少出場記録を更新した。

 2021年2月からはヘンクの正GKに定着し、昨シーズンはカップ戦優勝に貢献。今シーズンは公式戦44試合に出場し、10回のクリーンシートを達成している。また、ベルギーの世代別代表でも活躍を見せている。

 ファンデフートは加入決定に際し、ライプツィヒのクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「ライプツィヒへの移籍が決まり、とてもうれしく思っている。このクラブはサッカーに対して明確な考えを持っており、特に若い選手にとっては近年ヨーロッパで最も有名なクラブの一つとなっている。僕自身、とても刺激を受けているし、レッドブルでプレーできることをとても楽しみにしている」

「ライプツィヒのGK育成は素晴らしい。例えば(現守護神の)ペーテル・グラーチは、このクラブでヨーロッパ最高のGKに成長した。僕もそういう道に進みたいと思っているし、だからライプツィヒは僕にとって完璧なクラブなんだ。今はヘンクで試合の経験を積み重ね、ライプツィヒで次のステップに進みたいと思っている」

 ライプツィヒのGKコーチを務めるフレデリク・ゲースリンク氏は、「20歳という若さで、マールテンはすでにベルギーで最高のGKの一人になっている。彼の勇敢で攻撃的なプレースタイルは、私たちがライプツィヒでプレーするサッカーに完璧にフィットしている。ここで彼を成長させ、さらに高いレベルに持っていきたい」とコメント。また、クリストファー・ヴィーヴェルTD(テクニカルディレクター )は、「マールテン・ファンデフートの移籍により、将来のための移籍を早い段階で確保することができた。長期的なチーム計画の中で非常に重要なGKのポジションを、優れた有望株で埋めることができる」と期待を寄せている。

【画像】ライプツィヒがCL最年少デビューのGKを獲得
Top-Transfer für die Zukunft! ✍️💎#RBLeipzig verpflichtet den belgischen Torwart Maarten #Vandevoordt vom @KRCGenkofficial. Der 20-Jährige erhält ab 2024 einen Fünfjahres-Vertrag bis 2029.

➡️ https://t.co/n4OwB2GQZK pic.twitter.com/Mhe4jpsTQT— RB Leipzig (@RBLeipzig) April 12, 2022