内田ことこが好発進を決めた!(撮影:米山聡明)

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<ヤマハレディースオープン葛城 初日◇31日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6590ヤード・パー72>
先週大会の最終日、6連続バーディを奪って一気にスコアボードを駆け上がり、一躍その名をとどろかせたルーキー、内田ことこ。今大会初日は「68」のプレーで、3位タイの好発進を決めた。
内田ことこのドライバースイング【連続写真】
スタート10番ホールからバーディが先行すると、その後は1バーディ・1ボギーで前半を折り返す。そして「風が吹いてきて難しかった」という後半に入り、まわりの選手が風に翻弄されてスコアを落とすなか、持ち前の“爆発力”を発揮した。
「しっかり風を読んで縦距離を合わせていけたのが良かったと思います」と1番パー4、2番パー4、3番パー5で3連続バーディ。5番パー5でも3打目を3メートルにつけ、さらにスコアをひとつ伸ばした。
最終9番はボギーを喫したものの、難関コースで首位と1打差の好発進。「傾斜がきついグリーンが多いですが、しっかりとタッチを合わせて読み切れました」とこの日のパット数は「28」。週末の優勝争いに向けて、2日目も風を味方につけたプレーを展開していく。
【そのほかの選手コメント】
■ぺ・ソンウ(5アンダー・首位タイ)
「きょうはボギーなしで終えられたのでいいスタートが切れました。2日目はミスが出てもうまくカバーできるようにしたいです。バーディチャンスにつけられたら、しっかりとチャンスをものにできるようにトライしたいと思います」
■川岸史果(4アンダー・3位タイ)
「ドライバーは曲がらなかったですし、アイアンの距離感も良かったので、7バーディ獲れたのかなと思います。昨年のQTが(同しゴルフ場で別コースの)宇刈コースで、そこもいいイメージで回れたので、今年もいいイメージでプレーできました」
■福山恵梨(4アンダー・3位タイ)
「転がすことが得意なのですが、そればかりに頼りすぎないように、上げるやさしいアプローチをオフに練習しました。ショットも良くてあまりピンチがなくて、パターも入ってくれたので、流れを切らさずに回れたと思います。このコースは(グリーンの)傾斜が強いので、コーチから“ストロークは良いから、読みをしっかりやれば大丈夫だよ”と言ってもらいました」
■ユン・チェヨン(4アンダー・3位タイ)
「ホステスプロとして意識してやっていたので、今週いい結果を出せるように最後まで頑張りたいです。(2日目は)もっとバーディを獲りたいです。1日5つがノルマ。きょうはそれを達成することができました」
■渡邉彩香(2アンダー・11位タイ)
「70点くらいですかね。ドライバーも安定していて、全体的にはストレスなくプレーできました。ショートパットの調子が良くないので、もう少し修正が必要かなと思います。攻めたいという気持ちが前のめりになるタイプなので、そこをうまく落とし込むことが大変ですね」
■稲見萌寧(3オーバー・76位タイ)
「体に違和感があって、(プロアマを欠場して)急きょ千葉に戻っていろいろとコンディショニングをしてもらいました。痛みはないですが、少し体がふわふわした感じです。ショットの状態はそんなに悪くなかったんですけど、マネジメントや風の影響でうまくいかなくて、いってはいけない方にいってしまったりしました。2日目は朝が早いので、風のない状態で回ればいいなと思います」
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