Devindra Hardawar/Engadget

アップルの新型5K外付けディスプレイ「Studio Display」が、18日に発売となりました。それに伴い(先行して使ったジャーナリストらの)レビューも公開されていますが、内蔵Webカメラの画質が「古いBlackBerryのよう」「ひどい」との酷評が相次いでおり、アップルが後日の修正を約束する事態となっています。

Studio DisplayにはFaceTimeやZoomなどのビデオの通話に使える12MPの超広角カメラが搭載されています。もちろんWebカメラのないPro Display XDRよりは歓迎すべきことですが、レビュアーらの批判は画質に集中しています。

たとえばThe Wall Street JournalのJoanna Stern記者は「12MPのカメラとA13 Bionicチップ搭載」がiPhone 11 Proの前面カメラと同等になるはずだと指摘。しかしStudio Displayのカメラは一貫して「粒状で洗いざらしのような画像」を生成し、たびたび「ディテールの欠落」が起こり、「古いBlackBerryのカメラを思い出させるほど」だったとのこと。プラス面は「私の縮れ毛を誰も見ることができなかった」と皮肉を付け加えています。

またThe VergeのNilay Patel氏は、Studio Displayの欠点が「このWebカメラで何が起こっているのか、私には分からないということです」と述べています。これまでアップルには「12MPのセンサーとAシリーズのチップで素晴らしい画像を作り出してきた長い歴史(iPhone 13の自撮りカメラも12MP)があるのに、このカメラは何故かひどく見える」とのこと。

さらにPatel氏はMac StudioとmacOS 12.3を搭載したMacBook Proの両方で試したが、どちらでもディテールがほとんどなく、ざらざらとしたノイズだらけの画像になるそうです。使用アプリがFaceTime、Zoom、Photo Booth、QuickTimeのどれでも「同じような悲しい画質」であり、センターフレーム機能やポートレートモードをオフにしてもダメだったとぼやいています。

これらの苦情に対して、アップルの広報担当は「システムが期待通りに動作しない問題を発見した」ため「ソフトウェアアップデートで改善する」予定だと回答しています。

もっとも「改善」の具体的な内容は述べられておらず、いつアップデートの時期にも言及されていません。

Studio Displayは国内価格が19万9800円からであり、決して安価な製品とは言えません。その価格にはWebカメラ分も含まれているわけであり、購入はソフトウェアアップデートが配信されて画質が改善されるのを待ってもいいかもしれません。

Source:The Verge,The Wall Street Journal

via:MacRumors