脅威の約1.4kg！『ランチハウスミトヤ』（池袋）でデカ盛りすぎる肉野菜炒めを食べてきた

2021年12月4日 10時48分

食楽web

　ハレザ池袋やちょっと前だけれどグローバルリング、公園など、行くたびに景色が変わっていく池袋エリア。でも、ちょっと歩けばおふくろの味の定食屋さんも健在です。

　今回向かったのは、『ランチハウスミトヤ』。池袋駅南口から徒歩5分ほどの場所にあります。店名にランチハウスとついているけれど夜23時まで営業していて、立教大の学生さんや、池袋で働く人たちにとって「おふくろの味」が食べられる店。しかも、ここの大盛りは結構ボリュームが良くて、体育会系の部活で腹ペコの学生さんや、体が資本のお仕事をしている人たちも大満足の量だという情報が。

　23時まで定食が食べられるって、確かにありがたい。チェーン系やファミレス、コンビニゴハンもいいけれど、遅い時間まで開いていて、飲み屋じゃなくて食事メインの店って大事だよなぁ～、なんて思いつつ店に向かいます。

メニュー。定食14種、セットメニュー12種、カレーだけで6種とメニューの種類豊富！

　まずは席に着き、メニューをチェック。定食14種類の他に、特製タレ焼肉＆カニコロッケとか、ハンバーグ＆カニコロッケ＆エビフライ、などメインのおかずがダブル、トリプルになったセットメニューもあるし、当店人気メニュー、当店ナンバー1メニュー、大人気メニューにご好評メニューもあるので、優柔不断じゃなくても一つに決めがたいっ！

　ということでお店の人に相談。初めて食べに来て、一番このお店でボリュームがあるメニューを聞くと、「野菜と肉のタレ焼き定食」（860円）をダブル大盛り＋150円にするのがおすすめとのこと。ということで、やっと注文決定です。

優しい甘さに心和む、ほっとする美味しさの「野菜と肉のタレ焼き定食」約1.4kg

「野菜と肉のタレ焼き定食」860円＋ダブル大盛り150円、ゴハン大盛り。初めて食べたのにどこか懐かしい味わい

　注文してから数分後、目の前に置かれたのは、野菜たっぷりのおかず、ゴハン、味噌汁。早速計測です。直径25.5cmのお皿に高さ4cmの、野菜と肉のタレ焼きは884g、大盛りのゴハンは359g、お味噌汁は138g（全て器の重さを除く）。トータル1,381g。約1.4kgの定食です。

　つまり、ゴハン359gに対しておかず884g。ゴハン1に対しておかず約2倍と贅沢なバランス。と思っていたら、「うちは元々ゴハン大盛りの追加料金はなし。野菜好きな人は、ゴハン少なめで、って頼む人も多いですよ。もしご飯をおかわりする場合は＋200円、小ライスで＋100円ですね」。とオーナーの三田さん。確かに、ダブル大盛りにして、ゴハンもおかわりして1：1のバランスにしようと思ったら、お味噌汁含め2kgぐらいのボリュームになっちゃうもんなぁ。

高さは約4cmと低め。だけれどお皿の直径は25.5cm、重さは884g。食べやすくてスイスイ行ける

「野菜と肉のタレ焼きは、キャベツをふんだんに使ったスタミナ料理ですね。豚バラ肉に醤油ベースの秘伝のタレで味付けをしています。多い日で3割のお客様が注文する人気ナンバー1メニューなんですよ」とオーナー。

　ということで味わってみると、醤油ベースに香味野菜が効いた、ほんのり甘い、ほっとする味わい。タレの甘みなのかキャベツなど野菜から出てくる甘みなのか、しっかりした味付けだけれど、どこか優しさを感じる美味しさです。「うちは安心して食べてもらえるよう、手作りが基本、というかほぼ手作り。手間暇かけてやっているんですよ」。なので秘伝のタレも当然自家製。そしてキャベツはシャキシャキを残し、タマネギ、ニンジンなども程よい火通し。ゴハンが進む、絶妙なバランスになっています。

キャベツたっぷり、なので体に良いもの食べてるぞ～って気持ちになる。トータル1.4kgもあるのに

　オカズ2口、3口食べて白いゴハンを一口。タレとゴハンの相性もいいから、どんどんお腹におさまっていきます。

　食べながらなんとなく店の中を見渡し、壁に貼られたメニューを眺めます。「お母さんのカレーライス」（590円）、安くていいなぁ～、とか、「大盛りうま煮ごはん」（810円）もデカ盛りなのかなぁ～とか、「チーズハンバーグ＆カニコロッケ＆エビフライ」（990円）が一番高いメニューか～、などなど。

　そういえば、まだ卵を割ってなかった！　ほぼ中盤になったところで、てっぺんにあった卵を割って全体に絡めます。すると一気にまろやかさアップ。これはもぉ、オンザライスでしょ！　ゴハンの上に乗っけてかっこみ、口の中いっぱいに。ああ～幸せ。卵の滑らかさとまろやかさが多幸感に。白身のトロトロが苦手な人は、熱々の出来立て直後に混ぜておくのがいいかもしれません。