あの商品も値上げに…10月から高くなるたばこ・食品が丸わかり

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 2021年10月1日からたばこや食品などさまざまな日用品の値段が変わります。「多すぎて分からない」「なんで値上げするの?」といった声にお答えするため、ライブドアニュース編集部が分かりやすくまとめてみました!

■品質・ブランド価値の維持が難しく…たばこが値上げ
 たばこ税増税等にともない、JTはたばこの小売価格を変更しています。対象となるのは紙巻たばこ127銘柄、葉巻たばこ18銘柄、パイプたばこ3銘柄、刻みたばこ3銘柄、かぎたばこ22銘柄、加熱式たばこ50銘柄。



 成年人口の減少や高齢化等の構造的要因、喫煙規制の強化等の影響により、販売数量の減少が継続している国内たばこ市場。品質・ブランド価値の維持に要するコストは上昇しており、同社はそうした状況の中でコスト削減に努めてきたそうです。
 しかし今後も販売数量の更なる減少が予想され、顧客に満足してもらえる品質・ブランド価値を維持することが極めて困難な状況になったとのこと。今後のコスト上昇等を踏まえ検討を重ねた結果、各銘柄の品質・ブランド価値を維持し、顧客の支持・期待に応えるために値上げすることを決めたと説明しています。

■世界的な需要拡大や天候不順で食品類も値上げ
 世界的な需要拡大や主産地での天候不順による穀物、油脂類、糖類の価格上昇に伴い、食品メーカー各社は一部食品の価格を10月1日出荷分から改定。



山崎製パンは一部の和菓子製品および洋菓子製品の価格を改定。「北海道チーズ蒸しケーキ」や「ホットケーキサンド」、「まるごとバナナ」といったおやつの時間におなじみの商品がおよそ7%ほど値上げされます。





明治と雪印メグミルクもマーガリンやバターなどの価格を変更します。明治は「明治チューブでバター1/3」「明治コーンソフト」など9品、雪印メグミルクは「ネオソフト」や「ソフト&バター」など14品が対象となっています。