「学びたい」通信制高校とサポート校の進学相談会
学びたくても学校に行けない不登校の問題を研究する団体が、県内で初めて通信制高校とサポート校の合同進学相談会を25日、宇都宮市で開きました。相談会を主催したのは一般財団法人ダイバーシティ・エディケーション協会です。
多様化した現代の教育業界ではさまざまな学びの場があり、自学自習が基本の通信制高校とこれらの学校に通う生徒を支援するサポート校は県内におよそ20校ありますが学習内容や入学の方法などが分からないという人が多くいます。
今回の相談会には3校が参加して進学を希望する親子が学校関係者から直接話を聞きました。
不登校率は年々増えているといいますが学校に行けない理由は様々です。参加した学校関係者によりますと「子どもたちは先行きに対する不安を敏感に感じ考えすぎて行動できなくなる。学びたいという思いはあるが自信がなかったり相談できる場所がないため親も悩みを抱え込んでしまう」と現状を指摘します。