宇都宮市は24日、オンライン上に再現された自転車の仮想空間のコースを世界のトップ選手たちが競うデジタルジャパンカップを10月に開催すると発表しました。

毎年、宇都宮市の森林公園の周回コースを舞台に開催されてきた世界のトップ選手が集うアジア最高峰の自転車ロードレース、ジャパンカップはコロナ禍のため、去年に続き中止となります。

その代わりに、国内外のトップ選手がオンライン上に再現されたジャパンカップのコースを走るデジタルジャパンカップが10月16日に開催されることが発表されました。

レースは午後6時にスタートし1周10.3キロの周回コースを3周で競います。 

50人ほどのエントリーを予定しているということです。

その模様は、実況、解説付きで動画配信サイト、ユーチューブのジャパンカップ公式チャンネルでライブ配信します。

初開催だった前回は、グランツール完全制覇の伝説的な選手だったアルベルト・コンタドール氏など35人が参戦し、現実と変わらない熱戦を展開。

実際の大会では観戦できない下りの区間の展開も分かりデジタルならではの見どころがありました。

デジタルジャパンカップの前に一般参加型のオープンレースも開催され、10月上旬から事前エントリーを受け付けるということです。