今年、市制100周年を迎えた足利市と歴史ゲームで人気の大手ゲーム会社がゲーム文化の振興と地域活性化を目的に協定を結びました。

足利市と包括連携協定を結んだのは神奈川県横浜市に本社を置くコーエーテクモホールディングスです。

コーエーテクモホールディングスがこういった協定を地域の自治体と結ぶのは初めてです。

この会社は歴史ゲームを得意とするコーエーテクモゲームスの持株会社で、襟川陽一社長は前身となった会社のひとつを足利市で創業しました。

協定では足利市の高校生を対象にコーエーテクモゲームスのゲームクリエイターによる職業教育事業のほか、交通安全のポスターにゲームキャラクターを使用することなどが予定されています。

締結式にオンラインで出席した襟川社長は「育てていただいた足利市に感謝し発展のために努力したい」と話しました。

早川尚秀市長は「足利市発祥の世界的に躍進を続ける企業との協定で誘客やまちおこしにつなげていきたい」と意気込みました。