近年、集中豪雨など大規模な災害が発生するなか、小山市は29日、被災地で避難所や救助拠点として使える移動式コンテナホテルの運営企業と協定を結びました。

災害時の応援協定を結んだのは小山市と移動式ホテルを運営する千葉県のデベロップです。

デベロップが手掛けるコンテナホテルは車輪が付いていて、豪雨や地震などの自然災害が発生したときにそのまま被災地に輸送することが可能です。

小山市内では3カ所で開業していて、市は協定により市内のコンテナホテルを災害時の避難所として使えるよう要請でき、さらに施設を優先的に提供してもらえるようになります。

最近では新型コロナウイルス関連でPCR検査センターの開設や医療スタッフの休憩場所として出動した実績があります。

コンテナホテルは現在、県内12の拠点で355室が設置されていて、被災地へ集中的に移動させることが可能だということです。

こうした協定は県内の自治体で小山市が8番目となりました。