栃木県内142人感染 過去2番目の多さ 保育園でクラスター 新型コロナ 29日発表
栃木県と宇都宮市は29日、新たに142人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表しました。
3日連続で100人を超える感染者が発表されました。
感染が確認されたのは、真岡市、さくら市、那須塩原市、那須烏山市、小山市、栃木市、那須町、大田原市、足利市、佐野市、下野市、鹿沼市、宇都宮市、芳賀町、野木町、益子町などの未就学児から70代の男女142人です。
このうち6人は那須烏山市の保育園の園児で、これまでに感染が確認されている職員と園児合わせて10人の感染分かり、県は県内81例目のクラスターと認定しました。
29日までに職員28人、園児104人のPCR検査を行ったということです。
3日連続で100人を超える感染者が発表され、1日当たりの感染者の発表数としては今年1月8日の150人に次ぎ過去2番目の多さです。
県内の累計は8034人となりました。
現在の療養者は604人、重症者は9人、入院調整中は103人です。
また、県はこれまでに陽性が判明した20代から60代の男女19人から感染力が強いデルタ株の可能性があるインド由来の変異株が確認されたと発表しました。
県内のインド由来の変異株の発表は累計164人となりました。
そのほか県銃剣道連盟といちご一会とちぎ国体壬生町実行委員会は8月22日に壬生高校の体育館で予定していた銃剣道競技のリハーサル大会の開催を新型コロナウイルスの急激な再拡大を受けて中止すると発表しました。
近県の状況は埼玉県では1人の死亡と864人の感染、茨城県は166人の感染、群馬県は103人の感染が確認されました。