栃木県と宇都宮市は27日、新たに108人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表しました。

1日あたりの新規感染者が100人を超えるのは今年1月以来です。

感染が確認されたのは足利市、佐野市、小山市、栃木市、那須塩原市、那須烏山市、那須町、矢板市、大田原市、高根沢町、さくら市、日光市、鹿沼市、真岡市、野木町、宇都宮市などの未就学児から70代までの男女108人です

1日当たりの新規感染者が100人を超えるのは栃木県への緊急事態宣言の指定が決まった今年1月13日以来です。

県内では新たに2カ所でクラスターの発生が確認されました。

これまでに4人の従業員の感染が確認されていた那須町のレジャー施設では6人の感染が分かり県は県内78例目のクラスターと認定しました。

また、宇都宮市では市内の製造業の事業所でこれまでに従業員24人の感染が確認され、県内79例目となるクラスターが発生しています。

県内の感染者は累計で7,790人。現在の療養者は418人、重症は9人、入院調整中は72人です。

また、県はこれまでに陽性が判明した10歳未満から70代の男女31人についてインド由来の変異株デルタ株の疑いがあると発表しました。

県のデルタ株の発表は累計126人となりました。

近県の状況について埼玉県では1人の死亡と1日の発表者数としては過去最多となる593人の感染が確認されました。

茨城県では1人の死亡と96人の感染、群馬県で52人の感染が確認されています。