アメリカ発の会員制量販店コストコの栃木県内初出店に向けて壬生町とコストコの日本法人が27日、立地協定を結びました。

立地協定は福田知事立会いのもと県庁で行われ、壬生町の小菅一弥町長とコストコホールセールジャパンのケン・テリオ代表取締役が協定書にサインを交わしました。 

コストコが出店を予定しているのは北関東自動車道の壬生インターチェンジからおよそ1.6キロ、おもちゃのまち駅から1.2キロの壬生町六美町の土地区画整理事業区域内です。

およそ5万6200平方メートルの敷地内に倉庫型の建物が建てられる予定で国内31店目になります。

協定には地域経済の発展や地域貢献のほか、災害時の救援や環境保全に関することも含まれていて、まちづくり全体への効果が期待されます。

壬生町とコストコは土地の取得などを行い、早ければ来年の夏にもオープンをしたい考えです。

協定締結を見守った福田知事からも地域の雇用の創出や移住定住の促進などについても期待が寄せられました。