保育維持と人材育成へ 宇都宮市と大学が協定
宇都宮市と市内で保育士を養成する大学などが災害時の施設支援や保育人材の育成などについて連携を深めようと協定を結びました。
宇都宮市が協定を結んだのは保育士を養成する宇都宮共和大学と作新学院大学女子短期大学部です。
近年、地震や台風、大雨などの自然災害が激甚化していますが、協定では災害で市内の保育施設に被害があった場合に保育を継続するため、大学側が学校の教室を提供し支援をするものです。
平常時には学生たちが実務体験ができるよう、希望する在校生を公立の子育てサロンで優先的に受け入れることや教育・保育施設に関する情報提供など、インターンシップの支援を行います。
また、定期的な意見交換を行うことで保育の現状や課題を共有し、市内の子育て支援環境の充実化や人材の育成につなげていきたいということです。