5回の第3打席で32号ソロを放ち、ベンチでイグレシアスと喜びを分かち合うエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

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第3打席で勝ち越しの32号ソロ、松井秀喜の日本人最多記録更新

 米大リーグ、エンゼルス大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地でのレッドソックス戦に「2番・DH」で先発出場。5回先頭で迎えた第3打席で3試合ぶりの32号ソロ。松井秀喜氏の持つ日本人シーズン最多本塁打記録を更新した。チームは5-4で勝利した。オールスター前に打ち立てた記録に米メディアも賛辞を並べている。

 大谷がまた歴史に名を刻んだ。5回無死、左腕ロドリゲスの内角チェンジアップを捉えると、打球は右翼スタンド中段付近へ飛んだ。勝ち越しの32号ソロ。2004年の松井秀喜(ヤンキース)の日本人最多本塁打記録を17年ぶりに塗り替えた。

 ここ10試合で8発と驚異的なペースで本塁打を量産する大谷。米メディアも最敬礼だ。ツイッター上で賛辞を並べている。

 米スポーツ専門局「CBSスポーツ」は「ショウヘイ・オオタニは32号。ヒデキ・マツイを抜いて日本選手のシーズン最多本塁打となった。念のため:エンゼルスは今季残り76試合。アンリアルな才能だ」と絶賛。カナダメディア「ザ・スコア」も「ショウヘイ・オオタニが日本選手のシーズン最多本塁打を記録。しかもまだオールスター休みでもない」と球宴前、86試合での到達に驚きを綴っている。

 米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターも「32号……まだオールスター休みでもないのに。我々はショウヘイ・オオタニのとても特別な何かを目撃している」と記している。(THE ANSWER編集部)