【MLB】大谷翔平が思わずニヤリ 敵左腕の“焦らしモーション”に米反響「なぜ許されるの?」
ヤンキース・コルテスの投球に米ファン「面白い」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地でのヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。2打席連続弾を放ち、本塁打数をメジャートップの28号とした。この試合の第4打席では、独特の投球フォームで投げる左腕ネストル・コルテスと対戦。大谷を何とか打ち取ろうとした実際の映像を米国の投球分析家が公開すると、米ファンからは「オオタニ笑ってる」「冗談だろ?」などと反響が寄せられている。
大谷がニヤリと笑った。7回1死走者なしの第4打席。相手投手のコルテスは、プレートに置いた左足をトントンとステップを踏むかのように構え、しばらく動かない。ようやく右足を上げたかと思えば、かなりスローテンポでなかなか投げなかった。大谷を焦らす作戦だったようだが、球審がタイムをかけて投球まで行きつかず。打席の大谷は白い歯を見せていた。
実際の映像を、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに公開。米ファンからは「冗談だろ?」「なんでこれが許されるんだ」「これは面白い」「シューズに異物でもあったの?」「オオタニ笑ってる」「マウンド上でダンスしてる」「ショウヘイのスマイルにこの投手も笑った」「ショウヘイ可愛いね」などと反響が寄せられている。
この後は一転、素早いモーションでボールを投じるなど惑わせたコルテス。最後は大飛球を打たれるも、センターフライに打ち取って嬉しそうな笑顔を見せていた。米紙「ニューヨークポスト」のライアン・ダンリービー記者はツイッターで「ストライクを投げ込めばいつでもHRを打ってきそうなオオタニに対して、ネストル・コルテスは投球した。オオタニを翻弄させるためにクイックや変な腕の角度で投げるなどした」とこの投球を伝えている。(THE ANSWER編集部)