初回の第1打席で26号ソロを放った大谷翔平【写真:Getty Images】

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ヤンキース戦に「2番・DH」で出場

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地のヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席でメジャートップタイとなる26号ソロを放った。二刀流で無双状態の大谷に対し、ヤンキースのアーロン・ブーン監督は「投打においていかに偉大か」と大絶賛している。地元メディア「NJ.com」が報じている。

 ヤンキースタジアムに乗り込んだ大谷。初回に挨拶代わりの26号だ。フルカウントから、右翼席へ打球速度117.2マイル(約188.6キロ)の弾丸本塁打。いきなり快音を響かせたが、敵将も二刀流のスーパースターの凄さを認めていたという。

 プレーボール前、会見でブーン監督は「投打両面でいかに偉大な選手であるのか」と大谷を高く評価。その後も賛辞をこう続けたという。

「彼は投打両面でとても優秀というだけでない。打者としてはエリートだ。疑いの余地なく途方もないパワーの持ち主で、打席での辛抱強さもある。そして、全くもってスピードもエリート級だ。スピードで守備陣にプレッシャーをかけることができる。それから、間違いなく圧倒的なパワーピッチャーでもあるんだ」

 スラッガー、スピードスター、そして本格派投手としてエリートであると、敵将は持論を展開した。「そのすべてが1人の選手に詰まっているんだ。2021年シーズンでの、彼の活躍は本当に感動的だよ」とブーン監督は最敬礼。ピンストライプの名門を率いる指揮官も大谷を最大級に評価していた。(THE ANSWER編集部)