第2打席でセーフティバントを決めたエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

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1番スタメンで右越え24号ソロ、一塁バント安打

■レイズ ー エンゼルス(日本時間26日・セントピーターズバーグ)

 エンゼルス大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地のレイズ戦に「1番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席でメジャー初の初回先頭打者弾となる24号ソロを放つと、3回のバント安打で5試合ぶりのマルチ安打をマークした。

 まずは初回先頭。1ボール1ストライクから、初対戦の右腕キトリッジのチェンジアップを強振した。打った瞬間に本塁打を確信。飛距離453フィート(約138.1メートル)で、打球速度116.1マイル(約186.8キロ)。右翼席の広告看板を越える一撃だった。

 1点を追う3回無死二塁では一塁側へセーフティーバントを決めた。同一、三塁に好機を広げ、同点劇を演出した。本塁打王争いでブルージェイズ・ゲレーロJr.を抜き去る一発に期待がかかる。

 アップトンが右腰を痛めて10日間の負傷者リスト入り。大谷は5月12日(同13日)の敵地・アストロズ戦以来、今季2度目となる1番スタメンに入った。2019年6月13日に日本人初のサイクル安打を達成したトロピカーナ・フィールドでまたも躍動している。(Full-Count編集部)