C・ロナウドの継続性が凄すぎる 現実的になる“10大会連続得点”の伝説
クリスティアーノ・ロナウド伝説はまだまだ続く。
ロナウドはポルトガル代表のエースとしてEURO2020に参戦しており、初戦のハンガリー戦からいきなり2得点を記録。チームの3-0勝利に大きく貢献した。
ロナウドがポルトガルの中心になることは大会前から分かっていたことだが、何より圧巻なのは継続性だ。
ロナウドは、これでEURO2004から9大会続けてメジャートーナメントで得点を記録したことになる。EUROでは2004、2008、2012、前回優勝の2016、そして今回の2020で得点を記録。
これと同じ記録を達成しているのは、元ガーナ代表FWアサモア・ギャンのみ。ワールドカップで何度もサプライズを起こしてくれたギャンは、2006年大会から2010、2014と3大会続けてワールドカップで得点を記録。
アフリカネーションズ杯の方では2008、2010、2012、2013、2015、2017と6大会続けて得点を記録しているため、数字上はロナウドと同じだ。
もちろんEUROとアフリカネーションズ杯ではレベルに違いがあるが、それでも両者の継続性は見事だ。ロナウドの場合は今も衰えの気配がないため、来年のワールドカップ・カタール大会でメジャートーナメント10大会連続得点なんて伝説を作り出してしまうかもしれない。
ポルトガル代表は欧州を代表する強豪国の1つであり、スタメン争いも激しい。ロナウドはそのポジションを15年以上守ってきたことになり、これは簡単に出来ることではない。才能に加え、怪我をしない徹底した努力も求められる。
ロナウド伝説はどこまで続くのか。ここまでくれば、来年のワールドカップでメジャートーナメント10大会連続得点を達成してもらいたい。