日本最古の学校とされる史跡足利学校に今年も愛らしいカルガモの「新入生」が誕生しました。

足利市の中心部にある史跡足利学校。外堀の中をのぞいてみると片手に乗るほど小さなカルガモのひなたちの姿がありました。

足利学校によりますと、今年は前の年より1週間ほど遅い7日午後1時ごろ、巡回中の職員がその姿を見つけました。

ひなは全部で10羽いて、8日は母親とみられるカモにくっついて一生懸命に泳ぐ練習をしているようでした。

その愛らしい姿に訪れた人たちは思わず足を止め、写真を撮るなどして見守っていました。

ひなたちはこれからすくすくと成長し、足利学校から1キロほど離れた渡良瀬川などに旅立つということです。

カルガモの親子が近くの道路を渡ることもあるため、足利学校では付近を通る際には気を付けてほしいと呼びかけています。