4人の名前は「誰にも言っていない」と川島明

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お笑いコンビ・麒麟の川島明が、自身のラジオ番組での発言が原因でMCを務める『ラヴィット!』(TBS系)の“偉い方”がわざわざ楽屋に来られて恐縮したことを明かした。以前に同じラジオ番組で「数字的(視聴率)には苦しいものの、楽しんでやっている『ラヴィット!』をツイッターやラジオなどで叩いてきた先輩4人を絶対に忘れない」と発言しネット上で話題になったが、それが誰なのかを聞きたかったようだ。

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今春からスタートしたラジオ番組『川島明のねごと』(TBSラジオ)で5月16日放送内でのこと。ネットニュースなどに『ラヴィット!』の視聴率低迷が報じられているが、川島明は「まあでも番組が立ち上がったところやし、ちょっと長い目で見てや」という気持ちでいると話していた。また所属事務所に関係なく「しんどくないか」「大丈夫?」と声をかけてくれる芸人がおり、「この時期に優しくしてくれた方のことは、絶対に忘れん」と心に誓ったという。ただ同時に「この時期に、叩きやがったヤツが4人いるんです!」「ツイッターや楽しそうにやっているラジオで、おっさん4人が!」とぶちまけた。名前こそあげなかったが、川島は相当不愉快だったようで「誰とは言いませんが、もう何があっても絶対に助けません」「喋りません、お前の番組も絶対に出ない!」と決別宣言までしていた。

だがその後、「この4人は誰なのか?」と憶測が広がることとなる。「“ヒルナンデスじゃねぇか、これ”っていう意見もある」と自身のラジオ番組で指摘していた伊集院光や、「短命で終わったら承知しない」「(『ラヴィット!』を)私は見ませんけどね」と前番組の『グッとラック!』内で皮肉っていた立川志らくではないかという声があったようだ。

しかし30日放送の『川島明のねごと』によると、「このラジオで、伊集院さんにどれだけ感謝してるっていうのをめちゃくちゃ愛を伝えたのに、その翌週にNGってそんなわけない」、「“ラヴィット、私は見ませんよ”っていうのは、“グッとラックここまで頑張ったんだから、当たり前でしょ”って、そういうボケにしてくださってるし、エールにしてくださってるからいいんですよ」と、伊集院と志らくではないとキッパリ否定した。さらに川島は、4人の名前は誰にも漏らしたことはなく、これから先も明かすつもりはないと語った。

ラジオでの発言がネットで盛り上がったりニュースになるのは「全然いいし、その覚悟でオンエアしてもらってる」という川島だが、この4人の件で『ラヴィット!』の“偉い方”がメモを持って楽屋に訪ねてきたのには驚いたという。「ラジオ聞きました。『ラヴィット』をバカにした4人を許さないとおっしゃっていましたが、その4人というのは誰でしょうか?」と、今後その4人をキャスティングしてしまった場合にスタジオがどうなるか心配なので“ぜひ教えて欲しい”とお願いされたらしい。これに川島は「(その4人を)呼んでいただいても、大丈夫です。誰にも言っていません」と断ったが、「こういう迷惑をかけるんだ」と実感したそうだ。ラジオでMCを担当する番組を話題にする時は、気を付けなければならないと肝に銘じたようである。

画像2枚目は『川島明のねごと 2021年5月30日付Twitter「【#川島ねごと 第9回 放送中】」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)