いいな〜と思っていた男性が気のある素振りをしてきたら……、期待しちゃいますよね?でも、彼が彼女持ちだったらどうしますか?「彼女持ちは論外!」とスパッと割り切れる方もいるかも知れませんが、好みのタイプの男性が相手だと気持ちがぐらぐらしてしまうことも……。そんな時にちょっと考えてみたいポイント4つをご紹介します!

彼女と別れる気はあるのか

どんなにステキな男性が言い寄って来ても、彼女持ちだったら付き合えません。そのまま付き合ったらただの二股になってしまいます。都合の良い女になってしまう前に、“彼女と別れる気はあるのか?”という彼の意思を確認しましょう。

本来であれば、他の女性に惹かれたら、きちんと別れてからアプローチするべきなのは言うまでもありません。とはいえ、常に女性がいないと生きていけない、情けない男性もいるものです。そんな男性は「次に付き合う女性」を見つけてからでないと、今の彼女との別れに進めない場合も……。

そのような男性は、現在の彼女との関係を終わらせる前に、気になる女性にアプローチして、付き合える可能性を見計らうこともあるもの。もしくは、関係がとっくに破綻していても、同棲しているなどの物理的な理由で別れがもたついているというケースも考えられるでしょう。

いずれにせよ、別れる前に他の女性にアプローチするのはルール違反。そこを念頭に置きつつ、それでもその男性に魅力を感じるのなら、「彼女ときちんと別れないと付き合わない」という意思表示をしつつ、彼の様子を見守りましょう。あなたと付き合う意思があるのなら、そのうち彼女とは別れるはずですし、それまでは体の関係を持たない方がいいでしょう。

同じことをくり返す可能性

彼女がいるのに、あなたにアプローチをするということは、彼は他の女性にもなびくような男性です。付き合ったら最初は盛り上がったとしても、結果的にあなたも同じ目に合う可能性は高いでしょう。「前の彼女の魅力が足りなかっただけ!私は別よ!」と思いたいのはやまやまですが、性格は簡単には変わらないもの。

あなたの魅力の有無に関わらず、関係がマンネリすると他に刺激を求めたり、女性に簡単に飽きたりするタイプなのかも知れません。もしくは、喧嘩をして彼女に冷たくされて寂しくなると他の女性に甘えたくなってしまう……というような逃避傾向のある男性かも。

いずれにせよ、彼女がいても他の女性に惹かれ、アプローチしたという前科があります。「精神的なDVをされていて、なかなか別れられなかった」などの特別な理由がある場合もなきにしもあらずですが、ほとんどの場合は誠実ではない浮気男ということに……。彼女がいるのに他の女性にアプローチする男性は、あなたが彼女になっても同じ行動をする可能性が高いのです。

チヤホヤされたいだけの可能性も

多くの男性は「たくさんの女性からモテたい」という願望を、多かれ少なかれ持っているそうです。女性の場合は「タイプじゃない男性から好かれてもモテたうちには入らない」と感じる人も多いですよね。むしろ変な男性から好意を寄せられると、「私ってそんなに軽く見られてるの?」と自信喪失につながってしまうことも……。

男性は逆に、たくさんの女性から好かれることで自信を得ています。彼女がいると他の女性から『モテる』機会が減ってしまうため、自らアプローチして“自分がまだまだイケるのかどうか”を試しているだけ、という場合も……。女性からすれば「何それ?サイテー!」という感じですが、『モテる』というのは、多くの男性の夢とも言えます。

そんなおバカな男性のちょっとした浮気心からアプローチしているケースもあり、もしあなたが本気になって迫っていくと、逆にびびって逃げ出してしまうことも。モテたいだけで彼女と別れる気はさらさら無い男性もいるので、基本的に彼女持ちの男性のアプローチはスルーがおすすめです。

最終的に傷つくことになる可能性

彼女がいるのにアプローチしてくる男性は、本気じゃなく浮気目的の可能性も高いです。彼女と上手くいっていなかったり、彼女とマンネリしていたりといった理由で、他の女性に一時的に甘えたいだけな場合も。「君の方が好き」とか「彼女とは別れようと思ってる」と言っていたとしても、行動に移していない限りは口だけの男性です。

ですが「浮気でもいいし、遊びでも、傷ついても、修羅場になってもいいから彼と深い仲になりたい!」と思ってしまったら、誰もあなたを止められないでしょう。恋愛は、当事者同士にしか分からないこともたくさんあり、何が正解と一概には言えません。自分が傷つく可能性や人を傷つける可能性、彼が思っているほどステキな男性ではない可能性などを、よく考えたうえで行動に移しましょう。

本命彼女がいても浮気はしたいという男性も多い。

好みの男性にアプローチされると、彼女持ちと分かっていながら、気持ちが揺らぐことも……。でも、自分が彼女の立場だったらどうでしょうか?まずは客観的になって考えてみましょう。

取材・文/まなたろう

【関連記事】オシドリ夫婦7年目の離婚。ゆっくりと着実に関係を冷え切らせた原因とは?〜その1〜

【関連記事】アラフィフ婚活女が結婚相談所に入会拒否されたそのワケは?