【MLB】大谷翔平、米経済誌が「この春やばい」と驚愕 圧巻パワーに「アリゾナの空気関係ない」
シーガーと共にMVP候補に選出
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、マリナーズとのオープン戦に「1番・指名打者」で先発。オープン戦初盗塁となる三盗を決めるなど、1打数1安打2得点1四球だった。投打に力を見せる大谷に、米経済誌「フォーブス」も注目。「MVP候補として、巨額の年俸を受け取る準備ができている」などと紹介している。
今季オープン戦ではバックスクリーンを越える468フィート(約142.6メートル)の一発を放ち、投げても100マイル(約161キロ)の直球を投じている大谷。特に野手としては打率.600、OPS1.809と驚異的な数字を残している。
「フォーブス」はドジャースのコーリー・シーガー内野手と共に大谷の名前を挙げ「この2人は2021年のMVP候補として十分考えられる。それに値するシーズンを過ごすことができれば、両者は巨額の報酬を手に入れることができるだろう」と記事で注目している。
大谷については昨シーズン苦しんだことを伝えながらも「だが、しかし、この春はやばい」と、硬い文章が目立つ経済誌としては珍しい称賛の仕方をしている。
二刀流の本格的な復活が期待されている26歳について、記事では「肘の手術により、打者のポテンシャルを考えて一刀流になることが議論されていた」とも記載。「しかし、エンゼルスは二刀流としての起用に挑戦しているし、2年850万ドルの契約延長はかなりお買い得だったかもしれない」と伝えている。
アリゾナで行われているオープン戦で活躍している大谷。記事では「彼は23年シーズン終了までFAにならないが、しかしこの活躍が続けば、エンゼルスは彼を長期間チームに留めるために大金を用意するだろう。確かにアリゾナは(空気抵抗が少なく)打者にとって天国のような環境だ。しかしこの男のポテンシャルとパワーを考慮すると、アリゾナの空気は関係ない」とつづっていた。(THE ANSWER編集部)