(写真左から)本田圭佑、木村拓哉、岡田健史、山田優

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 誰にでも言い間違いはある。それが永遠に語り継がれてしまうのが芸能人の悲しい運命──。ほほえましいものからドン引きしちゃう間違いまで一挙紹介!

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今まで、どんな間違いがあったのか

「今、コロナ渦(うず)に巻き込まれている最中の人類にとって、すごく心に響く作品になっていると思います」

 美しいまっすぐな瞳で話す岡田健史(21)に、スタジオメンバーは誰ひとり間違いを指摘できなかった──。

 10月1日、『スッキリ』(日本テレビ系)に主演映画『望み』の宣伝で生出演した岡田健史が“コロナ禍(か)”を“コロナ渦(うず)”と言い間違えてしまい、ツイッターでは“コロナうず”がトレンド入りした。岡田は放送後、インスタグラムで《コロナ禍でした。未熟者でお恥ずかしい限りです》と反省。その可愛らしい姿に好感の声が相次いだ。

 これまでも多くの芸能人が言い間違いによる醜態を晒してきた。どんな間違いをしてきたのか振り返ってみよう!

記者会見編

 おめでたい席で間違えてしまったのは、小栗旬の妻・山田優(36)。

「結婚会見にひとりで現れた山田は小栗旬からの手紙を読み上げました。そこに書かれていた《何卒(なにとぞ)お手柔らかにお願い申し上げます》を“なにそつ”と呼んで失笑を買いました。その後すぐに間違いに気づき“なにとぞだった、すみません”と修正したので、緊張していて言い間違えたのかもしれません」(ワイドショースタッフ)

 間違いに気づかずに何度も言い間違いを連呼してしまったのが、布川敏和の元妻のつちやかおり(56)。一般男性との不倫関係を報じられ会見に挑んだが、

「つちやは会見冒頭に“本来なら内容が内容ですので、このまま公の場(こうのば)に出ず、うやむやにすることもできたのかもしれないんですけど”と話し始め、その後に出演した『ノンストップ!』(フジテレビ系)でも“私だけが公の場(こうのば)に出てきっちり謝罪と真実を話せばと思っていたのに”と同じ間違いを繰り返しました。

 これまでもずっと公の場(おおやけのば)をこうのばと読んでいたんでしょうね」(同)

 その後、つちやは公の場で間違いについて公言はしていない──。

生放送編

 編集のきかない生放送でしくじりはつきもの!?

「『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに出演した加勢大周(50)さんが、“インドネシア”のことを何度も“インドネ島(しま)”と言ってタモリさんを困惑させていました」(テレビウォッチャー)

 しくじりというには笑えなかったのが、元チェッカーズの高杢禎彦(58)。

「自分が買いた暴露本『チェッカーズ』の宣伝で『ザ・ワイド』(日本テレビ系)に出演した際“ぼうろ本”と連呼してスタジオを凍りつかせました。

 高杢は真剣で、藤井フミヤへの恨み節などを交えて話すので、司会の草野仁さんは大変だったと思います」(同)

 このボーロ本発言は伝説的な言い間違いとして今でも語られている。

 伝説といえば、サッカー界のレジェンド・本田圭佑(34)も負けていない。

「W杯に出場した本田選手がテレビのインタビューで“清々しい(すがすがしい)”を“きよきよしい”と発言し、すぐさまSNSで話題になりました。

 間違いに気づいた本田選手は、自分のツイッターで《お恥ずかしい。漢字が苦手で。でも、もうしっかり覚えました》と投稿し、誤りを素直に認める姿勢がさらに好感をよびました」(スポーツ紙記者)

家族そろって言い間違い?

「木村拓哉(47)さんは言い間違いが多いことで有名です。『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で“出汁(だし)”のことを“でじる”と言ったり、“シーザーサラダ”を“シザーサラダ”と言ったり。

 同じく妻の工藤静香(50)も“シザーサラダ”と言っているので木村家ではでじるにシザーサラダなのでしょう(笑)」(テレビ関係者)

 生放送でもないのにスタッフは誰も間違いを指摘できなかったのだろうか……。

「木村さんは言い間違いだけではなく、書き間違いも多いんです。いいともの生放送特番で『Love Scene』を『LoveSean』と自信満々にフリップに書いて出しました。

 結局カメラが不自然にフレームアウトしてCMに入りました。かつての紅白では、スーザン・ボイル相手に英語で会話しようと試みたがボイルには通じず、のちに“何を言っているのかさっぱりわからなかった”と言われる始末。英語はやめておいたほうがよさそうですね」

ニュース番組でも

 芸能人の言い間違いは本人が恥をかくもの。しかしニュースを読むアナウンサーが読み間違えてしまうと──。

「8月放送の『めざましテレビ』(フジテレビ系)にて、佐野瑞樹アナウンサー(48)が愛媛県・八幡浜市にある商店街の幟が30本以上も折られてしまった事件について現地の様子を伝えるときに《人気(にんき)のない商店街》と読んでしまいました。正解はひとけのない商店街。アナウンサーは番組中に間違いに気づいて謝罪しましたが、ベテランアナがこの読み間違いは恥ずかしい」(テレビウォッチャー)

 フジテレビは、女性アナウンサーをアイドルアナとして売り出していたのだが、そのアイドルアナたちも、数々の読み間違い伝説を残しているのだ。

「有賀さつきさん(享年52)の“旧中山道(きゅうちゅうさんどう)”に始まり、高島彩(41)アナも“団塊の世代(だんこんのせだい)”と読み間違え、中野美奈子アナ(40)は“地下金庫(ちかちんこ)”、“蛍(ホテル)”、“レッドソックス(レッドセックス)”、平井理央アナ(37)は“高騰(こうふつ)”と読み間違っていました」

 フジテレビの採用基準は知性ではないのだろう。

かわいい? あざとい? 女優編

 読み間違いを自らウリにする若手女優たちも。

「今田美桜(23)ちゃんは『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に出演した際、共演者から読み間違いを暴露されました。なんでも「祝(しゅく)と読むところをずっと祝(いわ)と言っていたらしく、『いわ、卒業』などと言っていたことを笑い話にしていました」(番組関係者)。今田は番組中に「周囲の方を戸惑わせてしまい申し訳なかったです」と反省し、さらに好感を呼んだ。

 同じく共演者の暴露なのに賛否が分かれたのは広瀬すず(22)。

「朝の連続テレビ小説『なつぞら』放送中に、ナレーションをしている内村光良(56)のコント番組『LIFE』に出演した際、共演の中川大志(22)が広瀬の天然ぶりを披露。“サンドバッグ”のことを“サウンドバッグ”と言い、“エッグタルト”のことを“スクランブルエッグ”と言っていることを暴露され、“すずちゃん出川並みだよ”、と内村らが絶賛しました。これには視聴者からあざとい、わざとだ、などの声があがりました」(ワイドショー関係者)

 言い間違いをどうとらえられるかはそのタレントの好感度次第なのかもしれない。

(取材・文/江藤エマ)