【柏】戸嶋祥郎が全治最大6か月の負傷…。相手選手へのSNS批判に異例のコメント「耳が痛くなるような発言もあり…」
![横浜戦で負傷した戸嶋の診断結果が明らかになった。写真:徳原隆元](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/5/b/5be89_1429_d2fe2a75_6ce40f48-m.jpg)
27日に行なわれたJ1リーグ第19節の横浜戦に先発出場した戸嶋は、34分に左サイドから敵陣深くにドリブルで仕掛けた際、相手の強烈なスライディングタックルを受けて負傷。担架で運ばれ、途中交代となった。
交錯した相手選手からは「ご丁寧にご連絡をいただきました」とし、「ご自身もあのシーンで痛めてしまったようで、軽傷であることを願うばかりです。最後にまたピッチで闘うことを約束できました」とコメント。一方で、相手選手への激しい批判や、誹謗中傷の声がSNS上で挙がっていることにも触れた。
「この件に関して耳が痛くなるような発言もあり残念です。どうか、Jリーグ、サッカーに関わる方々が先駆けとなって、今以上に温かい声があふれ、お互いをリスペクトする想いに満ちていくことを願います。また、新型コロナウイルス感染症を乗り越え、今まで以上に熱気にあふれたスタジアムが戻ってくることも願っています」
戸嶋は今季、J2のアルビレックス新潟から完全移籍で柏に加入。キャリア初となるJ1の舞台へステップアップを果たし、自身にとっても重要なシーズンだっただけに、今季絶望となり相当な悔しさがあるはずだ。
それでも最後には、「少しでも早くピッチに立てるよう、今できることから努力していきます。次こそはレイソルの勝利に貢献できるよう、J1の舞台でゴールを決められるよう、さらに強くなって戻ってきます。頑張ります!これからも柏レイソルへの応援をよろしくお願いします!」と前向きなコメントを残している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部